板垣瑞生「初恋ロスタイム」で映画初主演！ 吉柳咲良＆竹内涼真が共演
2019年2月19日 05:00
［映画.com ニュース］ ネクストブレイクが期待される若手俳優・板垣瑞生（「M!LK」）が、「初恋ロスタイム」で映画初主演を務めることがわかった。作家・仁科裕貴氏の同名小説を原作に、「世界のあらゆるものが突然静止する」という不思議な現象をめぐる青春ラブストーリーを紡ぐ。第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンで歴代最年少グランプリに輝いた吉柳咲良がヒロイン役を担い、竹内涼真が物語の鍵を握る医師役で出演する。
「兄に愛されすぎて困ってます」「ニセコイ」など数々の青春映画を手掛けてきた河合勇人監督がメガホンをとる物語。主人公は、母親が病死した過去から「世の中には頑張っても無駄なことがある」と悟り、どこか無気力な日々を送る浪人生・相葉孝司。ある日、孝司は「世界の人、モノ、車、あらゆるものが突然静止する」という奇妙な現象に巻き込まれる。授業を抜け街へと繰り出してみると、自分と同じ様に時が止まっている間も体を動かすことのできる少女・篠宮時音と出会う。やがて2人は、毎日12時15分に起こる1時間の静止を“ロスタイム”と呼び、楽しむように。しかしロスタイムには、ある重大な秘密が隠されていた。
「ソロモンの偽証」2部作で注目を集め、「僕に、会いたかった」「ホットギミック」などが控える板垣は、あきらめ癖のついた孝司を演じる。「時間が止まる中での恋愛――これだけ聞いてもさっぱりかもしれませんが、時間が止まる世界って結構夢だったので、映画を通してその世界を追体験してもらえると嬉しいです」とアピールした。人気女優への登竜門と呼ばれるミュージカル「ピーターパン」の10代目主演に抜てきされ、映像作品デビューを果たす本作で時音に扮する吉柳は、「現実世界と時間が止まった世界の中で色々な感情が交差するとても素敵な作品です！」と思いを語った。
過去にロスタイムを経験した医師・浅見一生を体現する竹内は、若手俳優陣を支える役どころ。「短い日数ではありましたが、フレッシュな2人と刺激のある撮影をすることができました」と撮影を振り返った。
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