【全米映画ランキング】「レゴ ムービー2」がV リーアム・ニーソン主演スリラーは3位
2019年2月13日 13:00

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[映画.com ニュース]4本の新作がトップ10にランクインした先週末の全米ボックスオフィス。1位から3位までは新作が独占し、約3500万ドルのオープニング興収で首位に立ったのは、2014年の大ヒットアニメの続編「レゴ(R) ムービー2」だった。
同作はレゴブロックで作られた「ブロックシティ」を舞台にしたアドベンチャーコメディ。今回は街の秩序が崩壊し荒んでしまったブロックシティに住む普通の建設作業員エメットが宇宙からの侵略者と戦う。声の出演はクリス・プラット、エリザベス・バンクス、ウィル・アーネット。監督は「シュレック フォーエバー」のマイク・ミッチェル。
約1900万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、タラジ・P・ヘンソン主演のコメディ「What Men Want」。2000年にメル・ギブソン&ヘレン・ハント主演で公開されたナンシー・マイヤーズ監督の「ハート・オブ・ウーマン(原題:What Women Want)」を男女逆の設定にして製作したコメディ。男性の心の声が聞こえるようになった女性スポーツエージェントの活躍がコミカルに描かれる。共演にトレイシー・モーガン、エリカ・バドゥ、リチャード・ラウンドツリー。監督は「ヘアスプレー」のアダム・シャンクマン。
3位デビューとなったのはリーアム・ニーソン主演のスリラー「Cold Pursuit」。2014年に公開されたノルウェー映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」をハリウッドリメイク。ロッキー山脈のふもとのリゾート地で除雪業を営むネルソン(ニーソン)が、息子を殺したギャングに復讐する物語。同作のプロモーション取材の際にニーソンが「友人女性が黒人に性的暴行を受け、黒人への報復を狙い街を彷徨った過去がある」と発言し「人種差別的だ」と非難され、メディアでは注目を集めた作品だったが、OP興収は約1080万ドルにとどまった。共演にローラ・ダーン、エミー・ロッサム、ウィリアム・フォーサイス、ジョン・ドーマン、トム・ベイトマン。監督はノルウェーのオリジナル版も手がけたハンス・ペテル・モランド。
その他6位にはNetflixのTVシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」などで知られるテイラー・シリング主演のホラー「The Prodigy」が入った。
プレジデンツ・デイ(大統領の日)の連休を迎える今週は、ジェームズ・キャメロン製作&ロバート・ロドリゲス監督による待望のSFアクション巨編「アリータ バトル・エンジェル」(ローサ・サラザール、クリストフ・ワルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ出演)に、レベル・ウィルソン主演のコメディ「Isn't It Romantic」、ブラムハウス製作のホラー「Happy Death Day 2U」などが公開となる。