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キーラ・ナイトレイがカリスマ女性作家に! 「コレット」5月17日公開、ポスターも完成

2019年2月8日 15:00

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A・ヘプバーンやC・シャネルに 愛された仏作家の人生を描く
A・ヘプバーンやC・シャネルに 愛された仏作家の人生を描く
(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.

[映画.com ニュース] 女優のキーラ・ナイトレイが実在のカリスマ女性作家を演じた映画「Colette(原題)」が、「コレット」の邦題で5月17日に公開されることがわかった。「アリスのままで」のウォッシュ・ウエストモアランド監督がメガホンをとり、ベル・エポックと呼ばれた華やかな時代のフランス・パリで、愛と自由を貫いた女性の半生を描いた。

フランスの田舎町で生まれ育ったコレットは、14歳年上の人気作家ウィリーと結婚し、パリへと移り住む。活気に満ちた1890年代のパリで、夫婦は芸術家たちが集うサロンへと足を運ぶ日々を送っていた。ある日、コレットの文才に気付いたウィリーが自身のゴーストライターとして書かせた小説「クロディーヌ」シリーズは、社会現象となるほどのベストセラーに。セレブ夫婦として注目される一方で、コレットは本当の作者である自分が世間に認められないという葛藤、そして夫の度重なる浮気に苦しめられていた。

ウエストモアランド監督が、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと、16年以上にわたり脚本を練り上げてきた意欲作。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」で知られるナイトレイが、男性優位の社会でも慣習やジェンダーにとらわれず時代を作り上げ、アイコン的な存在となった作家シドニー=ガブリエル・コレットを体現した。

コレットは、著作を舞台化する際に当時無名のオードリー・ヘプバーンを主役に大抜てきし、一躍スターダムへと押し上げた立役者であり、ココ・シャネルジャン・コクトーら多くの芸術家に愛された。様々な困難に立ち向かい、自分自身に正直であり続けたコレットは、女性の自立や自由が叫ばれる現代の先駆け的な存在とも言える。

ポスターには、力強い瞳でこちらを見つめるコレットの姿を活写し、波乱と情熱に満ちた物語を予感させるビジュアルに仕上がっている。「コレット」は、5月17日から東京のTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国で公開。

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