ディズニー、R指定版「デッドプール」製作継続を宣言
2019年2月8日 11:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーによる21世紀フォックスの事業買収に伴い、R指定ながらも世界的大ヒットを記録した異色ヒーロー映画「デッドプール」シリーズの行方に注目が集まるなか、ディズニーのボブ・アイガー代表兼CEO自ら、R指定のままでのシリーズ継続を約束した。米バラエティなどが報じている。
買収成立にあたり、ファンの間ではファミリー向けの企業イメージを何よりも重視するディズニーが引き継ぐことで、汚い言葉づかいと過激な暴力描写を前面に押し出した「デッドプール」や、同じく「X-MEN」から派生した「ウルヴァリン」シリーズ第3作「LOGAN ローガン」といった、マーベル・コミックス原作のR指定作品の存続を危惧する声が上がっていた。
だがこのほど、投資家向けの説明会に臨んだアイガー氏は、フォックス買収後も「デッドプール」をはじめとするR指定のマーベル映画を製作する意向かという問いに対し、「あの手の映画が絶大な人気を集めていることを踏まえ、今後もシリーズは継続していきます」と断言。そのうえで、「消費者の混乱を招くことがないよう、R指定作品のブランディングとマーケティングに際しては、慎重を期す必要がある」と強調した。
また、これらの作品に関しては、マーベル・スタジオもしくはディズニー映画として公開しない方針であることをほのめかす発言もあり、ファミリーでも見られる「R指定未満」の映画ばかりを作ってきたディズニーが、「デッドプール」や「X-MEN」などエッジの効いた人気シリーズを今後どのように展開していくかに注目が集まる。

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