戦うホットヨガ! 古舘伊知郎「アリータ」“モーターボール”を完全実況
2019年2月7日 05:00

[映画.com ニュース] フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、木城ゆきと氏のSF漫画「銃夢(ガンム)」を実写映画化した「アリータ バトル・エンジェル」の日本語吹き替え版声優を務めていることがわかった。アクション満載のバトルロイヤルゲーム“モーターボール”のシーンで実況アナウンサーを担当しており、“古舘節”をさく裂させる特別映像が公開された。
本作は、「アバター」のジェームズ・キャメロンが製作&脚本、「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスが監督を務める。はるか未来を舞台に、がれきの山から発見されたサイボーグの少女アリータが、300年前に失われたはずの“最強兵器”として目覚め、自分が生まれた意味を見つけるために壮大な旅に出る。
古舘はプロレスで10年、F1で7年のほか、さまざまなスポーツ実況を務めてきた経験を誇る。本作では、モーターボールと呼ばれる球をサーキットで奪い合うバトルロイヤルゲームのシーンで声優を担当。世界各国の実力者たちが本気の実況で吹き替えを行っており、日本からは独特なワードセンスも人気を集める古舘が起用された。
特別映像は、サイボーグの少女アリータが初めてモーターボールに参戦し、サイボーグたちと激しい試合を繰り広げるシーンをとらえている。白熱するバトルに古舘ならではの実況が響き、身体を柔軟に使って戦うアリータの姿には「戦うホットヨガ!」、その後も「おっと、ハンマー投げの体勢だー! かわいい室伏(広治)」などと試合を盛り上げていく。
キャメロンが携わっていると聞き、二つ返事でオファーを受けたという古舘は「激しいバトルは、臨場感をバッとあおらなきゃいけないし、カットが変わると役者さんの素晴らしいセリフがどんどん数珠つなぎになってくるので、しゃべりが0.1秒でもはみ出したらやり直さなきゃいけないんです。それから、黙って一寸小刻みで、またレースに戻って中継場面をしゃべるというのは大変なんですよ。やってみて途中で帰ろうかと思いました(笑)」と苦労を吐露。
それでも「長年やってきたので、自分なりに実況魂と技術を持っているつもりです」と出来栄えに胸を張り、「僕にオファーが来たからには、古臭い言葉も入れてみました。短い尺の中で、獅子奮迅の活躍って四字熟語を入れるだけじゃ面白くないじゃないですか。快刀乱麻、獅子奮迅、一騎当千とかいろいろと言わなきゃいけないんじゃないかと工夫したり、楽しんで実況しました」と語った。
「アリータ バトル・エンジェル」は2月22日から全国公開。
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

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