ラミ・マレック、性的暴行疑惑のブライアン・シンガー監督について初コメント
2019年2月6日 15:00

[映画.com ニュース] 新たな性的暴行疑惑が浮上した「ボヘミアン・ラプソディ」のブライアン・シンガー監督について、主演のラミ・マレックが初めて言及した。
米アトランティック誌は1月23日(現地時間)、シンガー監督から性的暴行を受けたとする男性4人の証言を含む告発記事を掲載した。シンガー監督は、「ボヘミアン・ラプソディ」の撮影を無断で欠席するようになったことから、主演のマレックと対立。その後、米20世紀フォックスが「職業倫理に反する行動」を理由に解雇。残り撮影と仕上げをデウスター・フレッチャー監督(「イーグル・ジャンプ」)が引き継いでいる。
これまで同作のプロモーションで、マレックはシンガー監督についてのコメントを避けてきたことで知られている。対立した監督のことを話すことで、フレディ・マーキュリーやクイーンから注目が逸れてしまうことを恐れた措置だったというが、告発記事の登場で状況が変わったという。
第34回サンタバーバラ国際映画祭でOutstanding Performer of The Year賞を受賞したマレックは、ハリウッド・レポーターのスコット・ファインバーグ記者が司会を務めるティーチインに出席。この場でシンガー監督との関係について聞かれると、「僕とブライアンとの状況は、心地良いものとはものとはまったく言えない」と返答。暴露記事に関しては「僕の心は、報じられているようなことを経験しなければならなかった被害者の方たちとともにあります」とコメントしている。
「この問題になんらかの慰めを求めている人に知ってもらいたいのは、ブライアン・シンガー監督が解雇されたという事実です。彼はクビになりました。そんなことになると思っていた人はいませんでしたが、そうなるべきだったし、実際にそうなったんです」。
ちなみにシンガー監督はこれらの疑惑を完全否定。次作「レッド・ソニア(原題)」でメガホンをとる予定である。
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