【全米映画ランキング】「ミスター・ガラス」V3 「MISS BALA 銃弾」のリメイクは3位デビュー
2019年2月5日 20:00
[映画.com ニュース] ニューイングランド・ペイトリオッツが6度目の優勝を飾った第53回スーパーボウルが行われた週末。全米ボックスオフィスは、米国最大のスポーツイベントと各地での悪天候が重なり、1位から10位までの興収の合計が約5160万ドルと低調を極めた。そんな中、興収1000万ドルに満たない「ミスター・ガラス」が約950万ドルの興収で首位を守り、V3を果たした。
同作の17日間の累計興収は約8870万ドルで、最終興収は1億ドルを少し超えたあたりになりそう。北米以外ではすでに1億ドル以上を稼いでおり、全世界興収は2億ドルに到達した。
2位も前週と同じで「最強のふたり」のハリウッドリメイク「The Upside」。こちらの累計は約7500万ドルで最終興収1億ドル超えは厳しくなってきた。
初登場で3位に入ったのは、「ロード・オブ・ドッグタウン」「トワイライト 初恋」のキャサリン・ハードウィック監督が、2011年のメキシコ映画「MISS BALA 銃弾」をリメイクした「Miss Bala」。LA在住の女性メーキャップアーティストが、訪問先のメキシコ・ティファナで麻薬組織と麻薬取締局の争いに巻き込まれるなかで<戦う女>として成長していく姿を描いたアクションスリラー。スーパーボウルに興味の無い女性層の集客が期待されたが、オープニング興収約680万ドルと振るわず、残念なスタートとなった。出演は「バーニング・オーシャン」「アナイアレイション 全滅領域」のジーナ・ロドリゲス、アンソニー・マッキーなど。
その他10位には「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、第1次世界大戦の記録フィルムを修復し、デジタル&カラー化して再構成したドキュメンタリー「They Shall Not Grow Old」が滑り込んだ。
今週末は、大ヒットアニメの第2弾「レゴ ムービー2」に、リーアム・ニーソン主演のスリラー「Cold Pursuit」、トレイシー・モーガン&タラジ・P・ヘンソン主演のコメディ「What Men Want」などが公開となる。
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