米人気コメディ俳優ケビン・バーネット、メキシコで死去 享年32歳
2019年1月30日 22:30

[映画.com ニュース] 米人気コメディアンで脚本家のケビン・バーネットさんが1月22日(現地時間)、旅行先のメキシコで、32歳の若さで急死した。USAトゥデイほか米メディアが一斉に報じている。
バーネットさんは数日前、自身のInstagramに「メキシコでセーターを買った。盗品を買うのは違法だとか責められる。俺にしてみれば、ただ金を払って寒さをしのいだだけなんだけど。なんにせよ、これはすごくいい感じだよ。ただいまミックステープを作成中」とコメントを添えて、ポンチョ風のセーターをまとった写真を投稿していた。現時点で、死因などの詳細は明らかになっていない。
米TruTVのスケッチコメディ番組「Friends of the People(原題)」でクリエイター・脚本・出演の3役をこなしたのをきっかけに頭角を現したバーネットさんは、米NBCの人気シットコム「ザ・カーマイケル・ショー(原題)」やファレリー兄弟監督のラブコメディ「ライラにお手あげ」、アダム・サンドラー主演のコメディ「ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら」などの映画で脚本を手がけるかたわら、YouTubeのヒットWEBシリーズ「Homo Thugs(原題)」やクリス・ロック監督・主演のコメディ「トップ・ファイブ」、人気スタンダップ・コメディアン、マイク・バービグリアの監督デビュー作「スリープウォーク・ウィズ・ミー」といった映画に俳優として出演。2018年9月には、「ゲット・アウト」のリル・レル・ハウリー、コメディライターのジョシュ・ラビノウィッツと共同でクリエイター兼制作総指揮を務める新コメディシリーズ「Rel(原題)」が、全米で放送スタートしたばかり。ニューヨークのコメディシーンを牽引する若手コメディアンとして今後の活躍が期待されていた。
突然の訃報に、「Rel(原題)」の制作・配給を手がける米20世紀フォックス・テレビジョンとフォックス・エンタテインメントが、「ケビンが亡くなったとの知らせを受け、私たち『Rel』の関係者一同悲しみに暮れています。最高に愉快で、桁外れの才能をもつ彼には、成し遂げられることがまだまだたくさんあったはずです。ご家族とご友人に、心よりお悔やみ申し上げます」と共同声明を通じて哀悼の意を表した。さらに、これまで数多くの作品でタッグを組んできたハウリーは、自身のInstagramに「あまりの悲しみに、言葉さえ出てこない。彼は才能豊かで最高にクールで、本当の友だちだったんだ! ほかになんて言えばいいんだよ。こんなのクレイジーだ!」と動揺を隠しきれない様子のコメントを投稿。「ブルックリン・ナイン-ナイン」のジーナ役で知られるチェルシー・ペレッティは、「すごく悲しい」とツイートしている。
そのほか、「本当に面白いコメディアンは数少ない。格好いい奴となるとさらに数が減り、人格者に至ってはほぼゼロだが、彼はそのすべてを兼ね備えていた」(ザック・ブルサード、テレビコメディ脚本家)、「大胆で痛快で美しい魂の持ち主だった」(ロン・ウッド・Jr.、「ザ・デイリー・ショー」レギュラー)など、SNSは米コメディ界を代表する多くのバーネットさんの仲間たちからの追悼コメントで溢れかえっている。
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