佐久間由衣、映画初主演作で“隠れビッチ”に! 村上虹郎、大後寿々花、森山未來と共演
2019年1月29日 07:00

[映画.com ニュース]NHK連続テレビ小説「ひよっこ」で注目を集めた佐久間由衣が、あらいぴろよ氏のベストセラーコミックを実写化する「“隠れビッチ”やってました。」で映画初主演を飾ることが決定。「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」「旅猫リポート」を手がけた三木康一郎監督のメガホンのもと、村上虹郎、大後寿々花、森山未來と共演する。
タイトルに使用されている“隠れビッチ”とは、清楚派に擬態した“ビッチ”の名称。メイクはシンプル、髪色は暗め、肌の露出も15%ほど、戦略的に“隙”と“タイミング”を演出しながら、男性を次々とハントしていく女性を表現している。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく描きつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添う物語になっている。
佐久間が演じるのは、異性からモテ続ける事で“認められたい欲求”を満たしてきた主人公・ひろみ。「主人公の恋愛模様を描きながらも、そこだけに留まらず『ちょっとした寂しさを抱えて生きる現代の大人の成長物語』だと台本を読んで感じました」と述懐し、自身の役どころについては「色々な戦略で男性を翻ろうする役柄ですが、演じる時には、“愛したい。でも愛し方がわからない”主人公の寂しさやコンプレックス、彼女の感情の深い心の穴である部分を理解しようと精一杯努めました」と説明。あらい氏の話も参考にしつつ「全てのシーンを大切にそして思い切り演じさせて頂きました。私にとって既にとても大切な作品です」と語っている。
村上はバイセクシャルの晃役、大後は駄目な恋愛を繰り返す女性・彩役に挑む。「僕は、主人公・ひろみとその友人・彩とシェアハウスをしている、バイセクシャルの晃役なのですが、みんなの食事の支度から、駄目な恋愛を繰り返す女子2人の心のケアまでお世話する、“お母さん”みたいな役割を楽しんで演じました」と村上が振り返ると、大後は「ひろみや、彩の恋愛模様を見ていると『2人共、素直に自分の気持ちを伝えたらいいのに』と思うかもしれませんが、自分は気持ちを人に伝えられているだろうか…と振り返る事につながると思います」とアピールしている。
ひろみを見守る三沢に扮した森山は「セントラルアーツのプロデューサーである黒澤満さんの作品に、こうやってまた関わらせていただけたことを光栄に思います。これは“もし佐久間由衣ちゃんがナチュラルに隠れビッチをやっていたとしたら誰も太刀打ちできないでしょ”という映画です。僕も彼女に打ち砕かれた死屍累々(ししるいるい)の一人です」と告白。原作者のあらい氏は「原作は愛に飢えて寂しくてどうしようもなかった自分自身の経験を描いたものでした。この映画もきっと、そんな苦しい寂しさを抱えた人に寄り添う映画になると思います」とコメントを寄せている。
「“隠れビッチ”やってました。」は、2018年12月にクランクアップ。19年冬公開予定。
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