“暗殺”の瞬間も…「ナチス第三の男」冒頭5分の重要シーン公開
2019年1月24日 11:00
[映画.com ニュース] 第2次世界大戦当時、アドルフ・ヒトラー、ハインリヒ・ヒムラーに次ぐ“ナチス第三の男”と称されたラインハルト・ハイドリヒを主人公にした「ナチス第三の男」の約5分に及ぶ冒頭映像が公開された。
本作は、本屋大賞の翻訳小説部門で第1位となった「HHhH プラハ、1942年」を原作に、史上唯一成功したナチス高官の暗殺計画と、計画を実行した2人の青年を描く。
映像は、子どもたちと遊ぶハイドリヒの姿から始まる。その後場面が移り、車で移動をするハイドリヒ。街中を走っていると、路面電車の影から青年が飛び出し、銃を向けられるのだった。優しい父としての顔も見せるハイドリヒは、なぜ38歳の若さで暗殺されることになったのか。メガホンをとったセドリック・ヒメネス監督は、冷酷極まりない手腕から“金髪の野獣”と呼ばれたハイドリヒの人間性に真正面から迫り、特筆すべき歴史的瞬間を忠実に再現した。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラークがハイドリヒを演じ、「ゴーン・ガール」などのロザムンド・パイク、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズのミア・ワシコウスカらが共演する。
「ナチス第三の男」は1月25日から全国公開。