来日中のヒュー・ジャックマン、もしも大統領になったら「半年で国は破産」
2019年1月22日 19:55
[映画.com ニュース] 主演作「フロントランナー」を引っさげ、3年連続の来日を果たしたヒュー・ジャックマンが1月22日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたスペシャル・ファンミーティングに出席した。
1988年に行われたアメリカ大統領選挙を舞台に、史上最年少の46歳で民主党の最有力候補に躍り出たゲイリー・ハート上院議員(ジャックマン)が、スキャンダルに巻き込まれる姿を描く。ケネディの再来として支持された選挙戦の“フロントランナー”はいかにして、葬られたのか。「マイレージ、マイライフ」「JUNOジュノ」でアカデミー賞にノミネートされたジェイソン・ライトマンがメガホンをとった。
本作で実在の政治家を演じたジャックマンは、役作りのために、今も健在のハート氏と対面したといい「ここ50年で最も有能な政治家といわれた人物。特に若い人に、インスピレーションを与えようとした姿勢がすばらしかった。その分、とても複雑な内面の持ち主でもあった」と回想。自身の代表作である「レ・ミゼラブル」「LOGANローガン」「グレイテスト・ショーマン」などを挙げ、「そのどれとも違う作品。ハート氏がそうであったように、この映画が皆さんに何かを考えさせるきっかけになれば」と話していた。
親日家としても知られ、「一番の思い出は息子との富士山登山かな。登頂し、日の出を目にしたが、その隣で疲れ切った息子は眠り込んでいたよ(笑)。とにかく日本は美しい国で大好き。皆さんの応援にも感謝している」。5月からは、自身初となるワールドツアー「The Man. The Music. The Show」を敢行予定で、「できれば、今年中に日本でも公演を実現させたい。そして来年は東京オリンピックを観戦したい」と深い日本愛を示していた。
SNSで募集した質問に答える形で、ファンから「もしも、大統領になったらどんなことをしたい?」と問われると、「僕は優しすぎる性格で、どんな頼み事も断れない。だから、きっと半年で国は破産してしまうだろうね(笑)。でも、その半年は楽しい時間を約束するよ」と“ショーマン”ぶりも披露。最後は「アリガトウゴザイマス」と日本語でファンに挨拶した。
「フロントランナー」は2月1日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー