王室離宮、タージマハル…「ヴィクトリア女王」壮麗なロケ地映像を公開
2019年1月13日 08:00
[映画.com ニュース] ジュディ・デンチとスティーブン・フリアーズ監督の最新作で、英国ヴィクトリア女王が晩年にインド人の青年と友情を育んだという、知られざる感動秘話を描いた「ヴィクトリア女王 最期の秘密」。映画として初めてカメラが潜入した英国王室離宮のオズボーン・ハウスや世界遺産タージ・マハルなど、本物を映したこだわりのロケ地映像が公開された。
英国女王とインド人青年の、身分も年齢も超えた絆を描く本作、イギリス、スコットランド、インドで撮影が行われた贅沢を極めた映像も見どころのひとつ。イギリス南部・ワイト島にあるオズボーン・ハウスは、ヴィクトリア女王の夫アルバートが、設計から内装まで手掛け、女王が最も愛した場所。インドの職人を呼び寄せて造らせた「ダーバーの間」に施された美しい細工も特別映像に収められている。
デンチは「これ以上のものはない」と幸せそうに撮影を振り返り、アリ・ファザルは、オズボーン・ハウス内に飾れられた自身の姿を見て、「まるで歴史の一部になったようだった」と興奮気味に語る。インドロケの様子も収められており、本物を追求した撮影に「可能性が広がって非常に良かった」とフリアーズ監督はコメントしている。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」 は、1月25日からBunkamuraル・シネマほか全国公開。