C・イーストウッド本人も登場!伝説映画のロケ地復元計画描く「サッドヒルを掘り返せ」予告
2018年12月28日 12:00
[映画.com ニュース] クリント・イーストウッドが主演した「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」のロケ地の復元に挑む有志たちを追ったドキュメンタリー「サッドヒルを掘り返せ」の予告編が、公開された。
「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」は、「荒野の用心棒」などのセルジオ・レオーネ監督がメガホンをとったマカロニウエスタンの代表作。公開から50年以上経った今でも熱烈な信奉者が各国に存在している。本作では、クライマックスの決闘シーンの撮影に使われながらも、そのまま放置されていたスペインのロケ地「サッドヒル」に当時のロケセットを再現しようとする有志たちの巨大プロジェクトに迫る。
予告編には、ブルゴスの山奥に約50年もの間放置され、荒地と化したサッドヒルの一部分を俯瞰(ふかん)で見ることができるほか、広大な大地を黙々とクワやスコップで掘り起こす人々の作業の過程も映し出される。「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」の制作スタッフや著名なファンのインタビューも多数収録され、なかには音楽を務めたエンニオ・モリコーネや、本プロジェクトを応援するヘビメタル・バンド「メタリカ」のボーカル、ジェイムズ・ヘットフィールドの姿も。作品のファンでもあるヘットフィールドは「なぜ彼らはサッドヒルを復元したいのか。それは、その一部になりたいからさ」と有志たちの気持ちを代弁する。
予告編の最後には、現在のイーストウッドがインタビューで登場。そして「墓(サッドヒル)を掘り起こすのは、またとない名案だ」と復元作業をする有志たちを褒め称え、優しい表情を見せている。
「サッドヒルを掘り返せ」は、2019年3月8日から、シネマカリテほか全国順次公開。