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小栗旬×ムロツヨシ、ライバル役で山崎豊子著「二つの祖国」ドラマ化 シリアスな対立劇描く

2018年12月26日 06:00

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ライバル役で相まみえる
ライバル役で相まみえる

[映画.com ニュース] 山崎豊子氏のベストセラー小説「二つの祖国」がテレビ東京開局55周年特別企画としてスペシャルドラマ化されることになり、小栗旬が主演、ムロツヨシが共演することがわかった。プライベートでも親交が深く、映画「銀魂」などでコミカルに共演してきた2人が、今作ではライバル役に扮し、火花散るシリアスな対立劇に挑んでいる。

累計発行部数250万部を突破した山崎氏の同名小説を映像化。日系アメリカ人二世の天羽賢治(小栗)とチャーリー田宮(ムロ)らが、戦争下においてアメリカと日本、どちらの国に忠誠を誓うか“二つの祖国”の狭間で選択を迫られながらも、強く生きる姿を描いた。

同作のドラマ化は初の試みとなるが、小栗は「せっかくテレビ東京でチャレンジするわけですから新しい風を起こしたいですね。決まった方向性でつくるのではなく、色々試してみたいと思います」と挑戦を楽しんでいる様子。ムロとの共演については「売れっ子ですから胸を借りるような気持ちでいようと思います。どんなに仲の良い人でも敵対する役をやることはありますし。相手を刺激したい、発破をかけたい、という気持ちがお互いにあります」とコメントを寄せる。

山崎豊子「二つの祖国」(全4巻、新潮文庫刊)
山崎豊子「二つの祖国」(全4巻、新潮文庫刊)

一方で、「自分の父親が山崎豊子さんの作品が大好きなんですが、チャーリーをムロくんがやるといったら『全然違う!』と(笑)。『あの役は茶化さないでね』といっていました。チャニング・テイタムくらいを想像していたんじゃないでしょうか(笑)」とぶっちゃける。それでも「チャーリーをみると生い立ちを含めてムロくんとどこかリンクするところがあるので、初めて『二つの祖国』を読んだ時からチャーリーをムロくんがやったら面白いのにと思っていました。昔から語り合ってきた友人という点や、上を目指しているという点も、ムロくんは昔は本当にそういうところが如実にでてる人だったり。それも含めチャーリーと繋がるところがあると感じていました。本人にもチャーリーとシンパシーを感じる部分もあります」と述べている。

対するムロは、「僕と小栗君が知り合って15年ぐらいになります。出会ったころはポジションとか周りの環境が違いましたが、同じお酒を飲みながらよく話していました。そういった今までの僕らの関係性などを、芝居を通してぶつけられたらいいなと思います」と意気込み。さらに“喜劇寄り”ではない自身を見せるといい、「演じるチャーリー田宮は、筋とか思想とか関係なく、この国でいかに勝ち残るかを考えている人間です。実は、僕とチャーリーは似ているところがあるんですよ。僕は世間の皆様からしたら何者でもない時に、『小栗旬の友人です』と言っていたんです。これは、傍から見れば人を利用するようなことだったと思うんですけど、僕はそれを厭わなかったんですよ。方法は何であれ、とにかく皆さんに存在を知ってもらって、一つでも多くの役をやって、そこから僕をジャッジしてもらいたいと思っていたので。だから、人を利用するチャーリーのやり方が理解できてしまうところがあります。僕自身も勝ち残るために自分を変えてでも、やってきたところはなきにしもあらずなので、その辺はすごく役として意識しています」と明かしている。

「二つの祖国」は、2019年3月30、31日にテレビ東京系で2夜連続放送予定。

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