爆走!「マッドマックス2」便乗作&あのAV男優が芸名にしたカーアクション 伊カルト映画予告
2018年12月19日 17:00
[映画.com ニュース] 1970~90年代イタリア娯楽映画のカルト的人気作群を紹介する企画「マカロニ・エンタテインメント傑作選<爆走カーチェイス編>」の第1弾で「マッドマックス2」の便乗映画として製作された「マッドライダー」HDリマスター版と第2弾のカーアクション映画「フェラーリの鷹」HDリマスター版の予告が公開された。カー・マニア垂涎の名車が、爆走、チェイス、そして大破する場面を切り取った迫力の映像だ。
1984年の日本初公開時は地方併映作だったため、東京での劇場公開は今回が初となる「マッドライダー」は、スペインの砂漠を舞台に、世紀末のカーチェイスが繰り広げられる。石油の争奪戦を水に変えたストーリーラインが、32年後の「マッドマックス 怒りのデスロード」に酷似し、その誕生を予言していたということでも話題の作品。監督は「荒野の無頼漢」など、マカロニ・ウエスタンの快作を数多く手がけたベテラン、ジュアーノ・カルニメーオ(ジュールス・ハリソン名義)。
第2弾は、フェラーリ250GTE、シトロエンDS-21、フィアット、フォード・カプリ、アルファ・ロメオ、ポルシェ、フィアットなど、ローマの街を舞台に様々な人気欧州車がカーチィエスを繰り広げるヨーロピアン・カーアクションの最高峰「フェラーリの鷹」。伝説のAV男優加藤鷹氏の芸名の由来となったと言われている。監督は撮影監督出身のスティルビオ・マッシ。007シリーズや、日本のいすゞジェミニのTVCMでも知られるカーアクションの神様、レミー・ジュリアンとレミーのスタント・チームがカースタントを担当する。40年ぶりに日本公開。