クリスマスの家族団らんにおすすめしない映画5作品、英メディアが発表
2018年12月18日 11:00

[映画.com ニュース] 英i-Dが、クリスマスに親や年配の親戚と一緒に見るのは避けるべき映画5作品を発表した。
挙げられたのはポルノ的描写の激しいものや、近親者同士が不適切な関係になるものなど、家族団らんの場が気まずくなるに違いない刺激強めの作品が並んでいる。選ばれた5作品は以下の通り。
巨匠スタンリー・キューブリックの遺作。ある夫婦の愛と性をめぐる心の葛藤を冷徹に映し出したドラマで、妻の性的妄想を叶えるために夫妻で仮装乱交パーティに参加する。当時私生活でも夫婦だったトム・クルーズとニコール・キッドマンが主人公の倦怠期カップル役で共演した。
思想家ジョルジュ・バタイユの遺作「聖なる神」を映画化。父親と2人暮らしだった17歳の青年が、長年崇拝に近い気持ちを抱いていた母親のもとを訪れるが、そこで美しい母親の本性を知り愕然とする。イザベル・ユペールが奔放な母親役で主演。
「ブギーナイツ」
マーク・ウォールバーグ主演、1970年代後半から80年代、米ロサンゼルスのポルノ業界の裏側を描く人間ドラマ。平凡な高校生がAV男優としてスカウトされ、性器の大きさを武器にスーパースターとなっていく。(フェイクだが)巨大すぎるペニスが出てくるシーンは有名。
「ニンフォマニアック Vol.1」「ニンフォマニアック Vol.2」
鬼才ラース・フォン・トリアーが、女性のセクシュアリティをテーマに強い性的欲求を抱えた女性の半生を描いた2部作。シャルロット・ゲンズブールが、あふれる性欲をコントロールできず、行きずりのセックスを重ねる色情狂の主人公を演じた。
「ビジターQ」
三池崇史が監督、崩壊寸前の家族の荒唐無稽な再生劇を描いたブラックコメディ。援助交際する実の娘と関係を持ったり、浮気相手が死後硬直し性器が抜けなくなってしまう男を遠藤憲一が、薬物中毒のため売春して稼ぐ妻を内田春菊が演じている。
(映画.com速報)