土屋太鳳×百田夏菜子で70年代歌謡シーン描く!「約束のステージ」19年春放送
2018年12月18日 06:00
[映画.com ニュース] 土屋太鳳と百田夏菜子(ももいろクローバーZ)が、読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「約束のステージ 時を駆けるふたりの歌」で共演することがわかった。2019年から1975年にタイムスリップしてきた主人公の奮闘と成長を、70年代のヒット曲や昭和の風景とともに描き出す。
「スター誕生!」に先駆け放送された70年代のオーディション番組「全日本歌謡選手権」をモチーフに、「半落ち」「日輪の遺産」の佐々部清監督が演出、「グッドドクター」の徳永友一が脚本を手がけドラマ化。19年、東北の港町で歌手を目指しながらも、夢を諦めかけていた小沢翼(土屋)は、75年の東京にタイムスリップしてしまう。困惑する翼を救ったのは、歌手になるため上京してきた大空つばさ(百田)だった。名前も年齢も抱く夢も同じで、運命的に出会った2人。紆余曲折を経てユニットを組んだ翼とつばさは、デビューを目指して「全日本歌謡選手権」に出場する。
初共演となる土屋と百田。70年代をイメージした衣装をまとい、当時の名曲をキュートに歌うシーンが大きな見どころとなる。土屋は「私が自分の節目としている映画『日輪の遺産』という作品で佐々部清監督と出会って以来、このドラマでまた佐々部監督とご一緒できるのが本当にうれしい」と喜び、「ずっと音楽からパワーをもらってきた側の人間として、音楽への感謝や尊敬を持っているからこそできる表現を心がけたいです。百田さんとは、初めての共演です。高校の文化祭では必ずももクロが流れていましたし、私が元気をもらっていた方々のリーダーとご一緒するので、すごくドキドキしています」とコメントを寄せた。
さらに百田は、「最初に脚本を読んだ時は『やばい、歌の上手い役をやるんだ!』と思いました」と笑いながら明かす。それでも「偉大な先輩方が生き抜いてきた1970年代の歌をこのドラマで歌えるのはありがたいことで、より頑張らないといけないなと思っています」と気合いを入れ、「土屋太鳳さんとは同い年で、普段は違う場所で活躍されている方とこういう形でご一緒できるのがすごくうれしいです。ドラマで歌の楽しさとか素晴らしさを、自分も楽しみながら、しっかり伝えられたらと思います」と真摯に意気込んだ。
スペシャルドラマ「約束のステージ 時を駆けるふたりの歌」は、19年春に放送。2人をとりまくキャストは後日発表予定で、全日本歌謡選手権出身の有名歌手の出演も予定されている。