DeNA宮崎敏郎&山崎康晃、来季の日本一をファンに誓う
2018年12月14日 16:22

[映画.com ニュース] プロ野球・横浜DeNAベイスターズの公式ドキュメンタリー映画「FOR REAL 遠い、クライマックス。」が12月14日、全国13館で封切られた。同球団に所属する宮崎敏郎内野手、山崎康晃投手は、横浜ブルク13での舞台挨拶に臨み、場内を埋め尽くしたファンからの喝さいを浴びた。
同球団は、プロ野球に参入した2012年から継続して、チームに1年間密着したドキュメンタリー映像を制作。中畑清前監督時代の「ダグアウトの向こう」を引き継ぐ形で、アレックス・ラミレス監督就任後の16年からは「FOR REAL」として人気を博し、野球ファン以外にも大きな話題を呼んでいる。
昨シーズンは、レギュラーシーズン3位ながらクライマックスシリーズを突破し、19年ぶりに日本シリーズ進出を果たした。近年にないほど優勝への機運が高まった今シーズンだったが、先発投手陣の不調と主力選手の相次ぐ故障で波に乗れず、4位という結果に終わった。映画では、そういったチーム状況を物語るかのように全編を通じて不穏なBGMが流れ、暗いトーンの映像が相次ぐ。

本編を見た宮崎は、自身は2年連続でベストナイン、初めてのゴールデングローブ賞を受賞するなど八面六臂の活躍を見せたが、「「暗かったですね。悔しいシーズンでした」と胸中を明かす。一方、最多セーブ投手賞に輝いた山崎も、「高城(俊人捕手)のトレードもありましたし、チームとしても苦しい状況が続きました。僕自身も苦しい状況がありました」と悔しそうな表情を浮かべる。
チームは既に来季へ向けて再始動している。宮崎は、「今シーズンは悔しい結果に終わり、ファンの皆さまを悲しませてしまった。来シーズンはリーグ優勝、そして日本一を目指したい」と意欲満々。山崎も、「今年は長いあいだ悔しい時期が続いたので、オフから体を作り直して頑張りたい」と更なる飛躍を誓った。
なお、同作のDVD&ブルーレイは、1月2日から発売。
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