4K製作の野村周平主演作「MAGI 天正遣欧少年使節」Amazon Primeで19年1月から世界同時配信
2018年12月12日 15:30
［映画.com ニュース］ 野村周平が主演を飾るAmazon Primeの歴史エンタテインメントドラマ「MAGI 天正遣欧少年使節」が2019年1月17日から配信されることがわかり、予告映像（http://youtu.be/_9HQqdu7OCI）とポスタービジュアルがお披露目された。本作では4K映像を180以上の国と地域で同時配信するという日本初の試みに挑み、16世紀にローマ法王と謁見するべく海を渡った少年たちの壮大な冒険記を紡ぐ。
世界遺産での撮影や長期の海外ロケを敢行し、ハイクオリティな映像が見どころの本作。「純平、考え直せ」「ビブリア古書堂の事件手帖」など話題作への出演が絶えない野村をはじめ、「ちはやふる」シリーズや「青の帰り道」の森永悠希、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井之脇海、ドラマ「陸王」でデビューした緒形敦という若手実力派キャストが、品格ある容姿端麗な使節の少年たちを演じる。さらに、使節団を送り出す織田信長役の吉川晃司、バテレン追放令でキリスト教徒を弾圧する豊臣秀吉役の緒方直人、日本とポルトガルのハーフで少年たちと旅をするドラード役の佐野岳が共演し、重厚な物語を支える。
戦国時代、フランシスコ・ザビエルによるキリスト教伝来をきっかけに、九州を中心に信者を増やしてきたイエズス会。日本のキリスト教国化を推進するヴァリニャーノは、イエス誕生に訪れたという3人の賢者（MAGI）の伝説をなぞり、日本各地の神学校セミナリオに通う優秀な少年たちをバチカンでローマ法王に謁見させる計画を立てる。織田信長の命令を受け選ばれた伊東マンショ、中浦ジュリアン、原マルティノ、千々石ミゲルら少年たちは8年の歳月を費やしヨーロッパを目指すが、行く手には過酷な運命が待ち受けていた。
教会に拾われて働いていた主人公・伊東マンショを演じる野村は、「この作品のような時代ものをやらせていただくのは初めてだったので緊張感もありましたが、日本から世界を旅する少年たちという壮大なストーリーにはとてもやりがいを感じました」と心情を吐露。そして、「大部分を海外（スペイン）で撮影させていただいたのですが、向こうの文化や人にも触れ、しっかり役作りに臨めたと思います。世界にこのドラマが配信されることに、興奮しています」と、全世界同時配信への期待をにじませた。
「MAGI 天正遣欧少年使節」は、鎌田敏夫が脚本を手掛け、「西の魔女が死んだ」で知られる長崎俊一が監督を務めた。19年1月17日から、Amazon Prime Videoで全10話が一挙に世界同時配信される。
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