佐藤二朗、岡田准一主演「ザ・ファブル」に出演!“そっくり”な社長・田高田役で大暴れ?
2018年12月10日 11:00
[映画.com ニュース] 南勝久氏による人気漫画を岡田准一主演で実写化する「ザ・ファブル」に、佐藤二朗が出演していることがわかった。佐藤は主人公・アキラ(岡田)がアルバイトする、デザイン会社の社長・田高田役。演じるにあたり、「『酒好きのオヤジ』というところは、リンクどころか全く僕と同じです(笑)」とコメントを寄せている。
「今、一番面白い」と呼び声高い漫画を、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市ら豪華共演で実写化。裏社会で「天才的な殺し屋」として暗躍し、“寓話”を意味する英語「ファブル」のあだ名で恐れられる主人公が、「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る。殺しは禁止」というミッションに挑む様子を、コミカルかつシリアスに描く。
福田雄一監督作「銀魂2 掟は破るためにこそある」「聖☆おにいさん」などで、独特の存在感を発揮し続ける佐藤が、今作でも大暴れする。主人公アキラが一般社会に溶け込むため、人生初のアルバイトを経験するデザイン会社「有限会社オクトパス」の社長・田高田(たこうだ)役。酒が大好きで面倒見がよく、社員であるミサキ(山本)の紹介を受け、素性の知れないアキラをなんとなく雇い入れる。原作でも人気の高いキャラクターだ。
佐藤は「あまりの面白さに『ちょっとすごい漫画を見つけた』と周りの人に言い回ってる矢先に、今回のお話を頂いたので、何やら運命めいたものを勝手に感じております」とオファー当時を振り返る。役どころについて「一見いい加減だけど、デザインを見る眼は確かで、社員に対する愛が深い人だと思います。そして『酒好きのオヤジ』というところはリンクどころか全く僕と同じです(笑)」といい、「岡田くん演じる佐藤アキラ(ファブル)の束の間の休息になればと思いながら演じました。他にない独特の世界観を持つ作品になると思います。ご期待を」と呼びかけている。
「ザ・ファブル」は、広告界のトップを走るCMディレクター・江口カンが監督を務め、「GANTZ」「ジョーカー・ゲーム」などの渡辺雄介が脚本を執筆。2019年に全国で公開される。