「TAXi」最新作、撮影でマルセイユを停止状態に!? ド派手アクションの裏側映像入手
2018年11月28日 16:00
[映画.com ニュース] 世界中で人気を集めた「TAXi」シリーズ最新作「TAXi ダイヤモンド・ミッション」のメイキング映像を、映画.comが入手した。冒頭の大爆発を皮切りに、高速ドリフトや横転、港へのダイブや空中ジャンプなど、迫力あるカーアクションを収めている。
シリーズ5作目となる本作では、これまでの“名コンビ”サミー・ナセリ&フレデリック・ディフェンタールからバトンを引き継ぎ、超絶ドライブテクを持つスピード狂の警官マロ(フランク・ガスタンビド)と、ナセリ演じる伝説的ドライバー・ダニエルの甥(おい)でありながら、間抜けなタクシー運転手エディ(マリク・ベンタルハ)がバディに。高級車を操るイタリアの強盗団から、世界最大のダイヤモンド“カシオペア”を守るため、“凸凹コンビ”が時速300キロメートル超えの伝説のタクシー、プジョー407で南仏マルセイユを爆走する。
監督・主演・脚本を担うガスタンビドが率いるのは、「96時間」シリーズや「トランスポーター」シリーズに携わった精鋭スタッフ陣。「TAXi」1作目と同じく、フランス・マルセイユの街を本作の舞台にしたかったというガスタンビドは「マルセイユはフランス版マイアミのようなところがある。光と空気と色、そして陽ざしが降り注ぐ。この街自体が映画のように美しい。『TAXi』はマルセイユの代名詞だし、僕たちは10年後のマルセイユに戻る必要があった」と、実現に興奮を抑えきれない様子。
撮影前のガスタンビドは、未経験だったカーアクションの撮影に不安を抱いていたというが、多くの知恵と経験を持つ撮影チームとマルセイユの街に住む人々の協力により、ド派手なシーンの数々が完成した。ガスタンビドは「夏の間、街を停止状態にしたんだ。ストリートを毎時200キロでフェラーリやランボルギーニが駆け抜ける。マルセイユの人たちはやっとストリートを取り戻せて、喜んでいると思う」と大がかりな撮影を振り返り、「僕たちは大好きな街を撮影した。この街を本当に愛している。撮影中、毎週末には家に戻ろうと思っていたが、一度も帰らなかったくらいだ」とマルセイユへの愛着をにじませた。
「TAXi ダイヤモンド・ミッション」は、2019年1月18日から全国公開。
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