「ムーンライト」監督が紡ぐ愛の物語 「ビール・ストリートの恋人たち」19年2月公開
2018年11月27日 10:00

[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞作品賞ほか3部門を受賞した「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督最新作「If Beale Street Could Talk」が、「ビール・ストリートの恋人たち」の邦題で2019年2月22日から日本公開されることが決定した。お披露目された海外版予告は、愛し合う恋人たちが引き裂かれていく様子をとらえている。
原作は、作家ジェームズ・ボールドウィンの長編小説「ビール・ストリートに口あらば」。1970年代の米ニューヨーク・ハーレムを舞台に、恋人同士のティッシュとファニーの愛と信念を描く。「ムーンライト」の撮影以前に脚本を執筆していたジェンキンス監督は、「ジェームズ・ボールドウィンは時代の先駆者です。ボールドウィンの中にあるティッシュとファニーの愛の力を映画化することは僕の長年の夢でした」と原作への熱い思いを明かしている。
カナダの第43回トロント国際映画祭で上映された際には、観客賞部門で「グリーン・ブック(原題)」に次ぐ2位を獲得。圧倒的な映像美と叙情的な音楽に彩られた物語は、「30年に1度の映画体験だ!」(FOX-TV)、「荘厳な愛の賛歌」(SCREEN ANARCHY)と高く評価され、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では94%(11月26日時点)を記録している。
オーディションで抜てきされた新人女優のキキ・レインと、「栄光のランナー 1936ベルリン」で主演を務めたステファン・ジェームスが恋人同士の男女を演じる。そのほか、レジーナ・キング、コールマン・ドミンゴ、ディエゴ・ルナ、エド・スクレイン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、デイブ・フランコ、ペドロ・パスカルらが集結。さらに、「ムーンライト」でもタッグを組んだ、プランBエンターテインメントを率いるブラッド・ピットが製作総指揮を務める。
「ビール・ストリートの恋人たち」は、2019年2月22日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
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