マーゴット・ロビー、テス・シャープの小説をワーナー・ブラザースと組んで映画化
2018年11月21日 11:00
[映画.com ニュース] 今年3月に出版された作家テス・シャープの小説「Barbed Wire Heart(原題)」を、女優マーゴット・ロビーの製作会社ラッキーチャップが、米ワーナー・ブラザースと組んで映画化することがわかった。
原作は、「ウィンターズ・ボーン」風の過酷で閉鎖的なコミュニティを舞台に、殺しやクリスタルメス(メタンフェタミン)売買を取り仕切る父デュークに育てられた一人娘ハーレイを描く物語。ビジネスの掟を習い、16歳から家業を手伝ってきたハーレイは、シェルターで虐待を逃れてきた女性たちを保護していたが、そこにデュークの手が及んでいることを知る。また、幼い頃に母を殺したライバル組織から今度は自身が狙われるようになり、ハーレイはデュークとライバル組織の双方に立ち向かうことになる。
米Deadlineによれば、今年初めにワーナーが原作の映画化権を獲得しており、映画はカーリー・レイ(「ウエストワールド」)が脚本を執筆する。なお、ロビーは出演しない見込みで、ダン・リンの製作会社ライドバックが、ロビーのラッキーチャップと共同でプロデュースする。