日露合作「ソローキンの見た桜」看護師姿の阿部純子をとらえたポスター完成 公開は3月に
2018年11月20日 12:00

[映画.com ニュース] 注目の若手女優・阿部純子が主演する日露合作映画「ソローキンの見た桜」が、2019年3月16日から愛媛県で先行公開され、同年3月22日から全国公開されることが決定。あわせて、看護師姿の阿部をとらえたポスタービジュアルもお披露目された。
第1回日本放送文化大賞グランプリに輝いたラジオドラマ「松山ロシア人捕虜収容所外伝 ソローキンの見た桜」を実写化。松山を舞台に運命的に出会ってしまった日本人看護師とロシア将校の2人を中心に、歴史に翻ろうされた人々を描き出す。「孤狼の血」「海を駆ける」の好演が記憶に新しい阿部が、ヒロインのゆい、駆け出しTVディレクターとして現代を生きる桜子の2役に挑戦し、ロサンゼルスシネマフェスティバル・オブ・ハリウッドで3冠を達成したSF作品「レミニセンティア」の井上雅貴監督がメガホンをとっている。
ポスターは、負傷した兵士を治療しているゆいのほか、桜の下で遠くを見ているロシア兵将校・ソローキン(ロデオン・ガリュチェンコ)、現代ロシアの実景もとらえており、まさに日露合作映画らしいビジュアルだ。「日露戦争時代のロミオとジュリエット」というコピーが添えられ、桜子の先輩ディレクター・倉田を演じた斎藤工、収容所の所長・河野役のイッセー尾形の姿も確認できる。
「ロシアでの撮影は『ソローキンの見た桜』が3作目になります(監督作としては2作目)」という井上監督は、「ロシアでの映画作りは全員が対等で、どんなスタッフもキャストも意見を出し合います。『ソローキンの見た桜』も、皆対等の現場を目指しました」と撮影を振り返る。「クリエイティブに立場は必要ありません。全スタッフ、キャストから良質な映画を作るという想いが肌で感じられる現場でした。日露双方の良い考えを取ることでこの奇跡的な映画が生まれ、既存の邦画を越えた作品になりました。本作が、日本とロシアの相互理解の一助になれば幸いです。現在本編編集中ですが、春の公開に向けて楽しみにお待ちください」とコメントを寄せている。
「ソローキンの見た桜」には、アレクサンドル・ドモガロフ、六平直政、海老瀬はな、戒田節子、山本修夢、藤野詩音、宇田恵菜、井上奈々、杉作J太郎も出演。19年3月16日から愛媛県で先行公開され、同年3月22日から東京・角川シネマ有楽町ほか全国公開。
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