「ジョニー・イングリッシュ」最新作の新鋭監督が“コメディの帝王”と組めた理由は?

2018年11月19日 19:00

(左から)デビッド・カー監督、 ローワン・アトキンソン
(左から)デビッド・カー監督、 ローワン・アトキンソン

[映画.com ニュース] スパイアクションコメディ「ジョニー・イングリッシュ」のシリーズ第3弾「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」(公開中)でメガホンをとったデビッド・カー監督のインタビュー映像が、公開された。初の劇場公開作となった本作への思いや、イギリスを代表するコメディアンとして活躍するローワン・アトキンソンとの初タッグについて語っている。

大規模なサイバー攻撃によってイギリスのちょう報機関「MI7」の現役スパイたちの情報が漏えいしてしまい、最後の頼みの綱として、隠居状態だったジョニー(アトキンソン)が呼び出される。早速、陰で糸を引くハッカーを見つけるために任務を開始するが、限られたスキルしか持っていないジョニーにとっては、最先端のテクノロジーの方が脅威だった。「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・トンプソンら豪華女優陣が共演した。

これまでテレビのコメディ番組などを手がけてきたカー監督は、「今までの経験からコツはつかんでいるつもりだ。笑いのネタ探しや面白く見せる方法、書き方や編集や調整では何が重要なのかとか、そういう細かい工夫をね。それを大きなスケールで映画に生かすのは最高だった」と手応えをにじませる。

アトキンソンとの出会いを「製作会社から脚本が送られてきて、ローワンに会うことになった。彼は僕と波長が合うか確認したかったようだ。監督としていろいろと目を配り、作品をまとめる力量があるかどうかをね。もちろん、彼の演技を理解することが大前提だけれど」と振り返る。劇場公開作は初めてながら、アトキンソンと仕事をした重圧については「世界中の厳しい目に怯えてばかりいると、何もできない。シーンごとにベストを尽くせばいいんだ。本当に面白いかを検証し、もっと笑える方法を考える。そうした細かい決断を積み重ねることで、いい作品になる」とコメディ番組で培ってきた強い精神力を見せる。

一番楽しんで撮ったシーンとして、ジョニーがVRの世界と勘違いしたまま、ロンドンの街に出ていってしまう場面を挙げると「車は全部スタントカーで、通行人はエキストラだったんだけれど、路上に150人ほどの通行人がいて、僕の『アクション』のかけ声で歩き出し、『カット』で立ち止まる。作り物の世界をかけ声ひとつで動かすのは、『トゥルーマン・ショー』みたいに奇妙だったよ」と舞台裏を明かした。

(映画.com速報)

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