「人魚の眠る家」貴重なメイキング写真入手!篠原涼子&西島秀俊がのぞかせる“親の顔”
2018年11月17日 08:00
本作は、「ガリレオ」「新参者」などで知られる東野圭吾氏によるヒューマンミステリー小説をもとに、「トリック」シリーズ、「天空の蜂」の堤幸彦監督が映画化。娘がプールで溺れて意識不明に陥った夫婦が下す決断と苦悩を描く。愛ゆえに狂気ともいえる行動でわが子を守り抜こうとする薫子を篠原、薫子の常軌を逸した姿に苦悩していく夫・和昌を西島が演じた。
メイキング写真は、眠り続ける娘・瑞穂役の稲垣と遊ぶ姿を写した全4枚。篠原と稲垣がままごとや手遊びをする様子、西島に稲垣が抱っこしてもらう姿や、仲良く手をつないで遊ぶ模様が切り取られており、篠原と西島の“親の顔”が垣間見える。
西島は「カメラが回っていない時は、セットのリビングで篠原さんや子どもたちと遊んでいたりするんですが、それを(祖母役の)松坂(慶子)さんが少し離れて見守ってくださってて。自分たちで無理してやってもできない形での家族の空気を作って現場に居続けられたことがすごく印象的で、なかなか得難い経験だなと思っています」と撮影の思い出を語る。
11月13日に行われた同作のイベントには篠原、西島、稲垣の3人で登壇し、それぞれ撮影のエピソードを披露。篠原は稲垣について「たくさん笑顔をくれるので、眠り続ける瑞穂が目を覚ましたら、きっとこんな笑顔を見せてくれるのかなと思いながら見ていました」と優しく話しかけ、「いい意味の緊張感がありましたが、アットホームな雰囲気で楽しかった」とまるで本当の家族のような時間を過ごしたことを明かした。
プロデューサーの新垣弘隆によると「稲垣さんは撮影中ずっと眠っていることもあって、カメラが回っていないと篠原さん、西島さんに『パパー、ママー』とじゃれ合う姿が印象的で、傍目にみても本当に夫婦、親子のように素晴らしい“家族”でした」というほど、笑顔の絶えない和やかな雰囲気だったそうで、メイキング写真からもその様子が伝わってくる。