ウォール街の最年少女性トレーダーを描く新作に「DOPE」カーシー・クレモンズが主演
2018年11月15日 11:00
[映画.com ニュース]ニューヨーク証券取引所(NYSE)のフロアでフルタイムで働く、最年少かつ唯一の女性トレーダーとして脚光を浴びるアフリカ系アメリカ人ローレン・シモンズを描く新作に、女優カーシー・クレモンズ(「DOPE ドープ!!」「ネイバーズ2」)が主演することがわかった。
現在23歳のシモンズは、ジョージア州のケネソー州立大学で遺伝学を学び、2016年12月に卒業後、医療分野で働くためにニューヨークに移住した。しかし、高校生の頃から募らせていた数字や統計への好奇心が勝り、金融関係の仕事を探し始めたところ、ウォール街の企業ローゼンブラット・セキュリティーズがLinkedInで募集していたポジションを見つけた。採用されるには、NYSEのトレーダーとして必要とされる難試験"シリーズ19”を突破しなければならない。準備期間わずか1カ月ながら、シモンズは合格率20%の難関を見事クリアし、17年3月からトレーダー職に就いている。
米Deadlineによれば、映画はスチュアート・フォードのAGCスタジオが製作。クレモンズは、長年組んでいるマネージャー、エディ・ギャラン、スター・アンドリーフとともに設立した製作会社ガール・オン・マーキュリーを通じてプロデュースも手がける。