オカルト番組「緊急検証!」映画に大槻ケンヂらも「不思議な映画体験ができる」と自信
2018年11月15日 13:00

[映画.com ニュース] CS放送・ファミリー劇場の人気オカルトエンタテインメント番組「緊急検証!」の映画化作品「緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー」の撮影がこのほど、都内スタジオで行われ、番組でお馴染みのレギュラー出演者たちが集合。撮影を通じて感じた手応えを語った。
1970年代に日本を熱狂させたオカルトブームだが、そんな熱狂的なブームはもはや過去の話となっている。だが今回の劇場版では、そんな冷え切ったシーンに風穴を開けるべく、平成のオカルトシーンをけん引し続けた3人の“オカルト三銃士”たちにオカルトの未来を託すことになった。劇中ではネッシー、ノストラダムス、ユリ・ゲラーといった70年代を代表する超有名なオカルトネタを新たな視点から徹底検証、全人類が見聞きしたことのない最新プレゼンによって“オカルト=オワコン”説を覆すことができるのか、という内容となっている。
司会を務めた逸見太郎が「映画館でご覧になっていただいた方にはいろんな意味でインパクトがあると思います。いわゆる70年代に一世を風靡した方を見て、この人たちはどういう影響をこの世の中に与えてきたのか。きっとググりたくなると思うんですよ。そこにリンクできたらいいなと思っています」と語ると、コメンテーターの大槻ケンヂも「一般の映画とは違うタイプの映画なので。不思議な映画体験が確実にできると思います」と語るなど、それぞれに手応えを感じている様子だ。
劇中、ネッシーについてのプレゼンを務めたUMA研究家・中沢は「この番組が好きな人はもちろんですが、一回も見た事がない人でも、ネッシーやユリ・ゲラー、ノストラダムスといった聞いたことある事象についてプレゼンしているので、楽しめると思います。僕はUMAの本をよく買うんですが、だいたい知っていることしか書いていないんです。でも今回は今までネッシーを扱った媒体では聞いたことがないような話が入っています。それが当たっているかどうかということよりも、今まで聞いたことがない情報が入ってるかどうか、ということがオカルトには大事だと思うので。見る価値は絶対にあると思います」と自負する。
そしてユリ・ゲラーについてプレゼンしたオカルト研究家・山口敏太郎は「プレゼンももちろんですが、ドキュメントパートも見どころだと思います。実際に密着取材で撮られていて。そこに人間的な本音の話を出ているところがある。オカルトというのは人の生き様だと思うので、そうした考えがみんな出てきます。特にオカルト不遇の時代を乗り越えて、今、プチブームを起こしつつある僕らの世代を感じてほしいと思ってます」とコメント。さらにノストラダムスについてプレゼンしたサイエンス・エンターテイナー飛鳥昭雄は、「僕が思っているのは、現実がオカルトだということ。現実って不思議なことばかりじゃないですか。錬金術は科学から出てきたわけですし、現実からオカルトを切り離すことはできないわけです。でもオカルトだらけの中にいるから、みんなオカルトには気付かない。我々はそれを、これは実はオカルトなんですよと、知らしめる役目を担ってるんじゃないかなと思っているんです」と誇らしげに語った。
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