白濱亜嵐×平祐奈W主演! 難病を抱える少女を描く「10万分の1」映画化
2018年10月28日 13:53
[映画.com ニュース] シリーズ累計発行部数120万部を記録した宮坂香帆氏の人気コミックス「10万分の1」が、白濱亜嵐(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE)と平祐奈のダブル主演で実写映画化されることがわかった。あわせて、2人のさわやかな制服姿もお披露目された。
「『彼』first love」「僕達は知ってしまった」などで知られる宮坂氏が手掛け、10月26日に最終巻の発売で完結を迎えた漫画が原作。高校生の桐谷蓮(白濱)は、剣道部に所属するイケメンのモテ男子。蓮と中学校からの仲良しで、剣道部のマネージャーを務める桜木莉乃(平)は、蓮に密かに思いを寄せるものの、自信のなさから気後れしてばかり。ある日、蓮の告白がきっかけで遂に付き合うことになった2人だったが、やがて莉乃の体に異変が起こる。
「ひるなかの流星」で高校生を演じていた白濱は、本作でも再び高校生役に挑戦。役どころについて、「今回僕が演じる桐谷蓮は、部活に仲間に恋にと、全ての学生生活に対して全力で真っ直ぐなキャラクターだと感じています」と語る。「特に莉乃への愛情は強く、その莉乃への思いをしっかりと、スクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います!」とアピールした。
「未成年だけどコドモじゃない」「honey」など出演作が相次ぐ平は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病と闘う莉乃を演じる。「元々、原作が大好きで読んでいたので、莉乃になれるということは、とても光栄に思います」と喜びをにじませ、「難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っ直ぐな思いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります」と意気込んだ。
メガホンをとるのは、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」「旅猫リポート」で知られる三木康一郎監督。「原作を読み、ALSという病気に向き合って闘っていく若い二人の姿に心動かされました。今回、そんな原作を映像化するにあたってまず考えたのはリアリティです。原作の淡い部分や、青春の要素をしっかり踏まえながらも、やはり病気と向かう心を深く、そして繊細に描いて行きたいと思っています」と思いを明かす。「現在ALSという病気と闘っていらっしゃる方々に、胸を張って見ていただける作品にしたい。そして、少しでも彼らのチカラになる作品にしたい」と、メッセージを託した。
「10万分の1」は、2019年以降に公開予定。
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