黒木華&野村周平「ビブリア古書堂の事件手帖」最大のミステリーは成田凌?
2018年10月22日 16:00
[映画.com ニュース] シリーズ累計640万部を突破した三上延氏のミステリー小説を実写映画化した「ビブリア古書堂の事件手帖」の公開直前イベントが10月22日、東京・渋谷区の書店で行われ、主演の黒木華と野村周平が出席した。
映画の内容にちなみ「撮影中にあったミステリーな事件は?」と問われた黒木が、「成田くんですね。最後までどんな方なのか、つかみきれなかった」と共演した成田凌の名前を挙げると、野村も「成田は基本的につかみづらかった。本人がいない場所で言うのもなんですが(笑)」と同意。「人見知りだと思ったら、急にがーっときたり、変顔したり」(黒木)、「この子はちょっと情緒不安定なのかなって(笑)。変なやつでした。少し変わった役どころだったので、そこに飲まれていたのかな……」(野村)と振り返った。
イベントには「本のソムリエ」清水克衛氏が駆けつけ、事前のアンケートに基づき、黒木に白駒妃登美著の「勇気をくれる日本史 誰も知らない偉人伝」、野村に水野敬也著の「雨の日も、晴れ男」を推薦。それぞれ「歴史は苦手で避けて通ってきたが、早速今日から読んでみたい」(黒木)、「おれっぽいタイトルですね!」(野村)と瞳を輝かせた。
鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」の女店主・栞子(黒木)と、店を手伝う大輔(野村)が、古書をめぐる謎や秘密を解き明かしていく。メガホンをとったのは「幼な子われらに生まれ」「しあわせのパン」の三島有紀子。デビュー40周年を迎えた「サザンオールスターズ」の新曲で、原由子が歌う「北鎌倉の思い出」が主題歌に起用された。11月1日から全国で公開される。