「映画ドラえもん」新作に広瀬アリス、柳楽優弥ら出演 脚本は直木賞作家・辻村深月
2018年10月15日 22:02

[映画.com ニュース] 「映画ドラえもん」シリーズの最新作「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の製作発表会見が10月15日、ザ・リッツ・カールトン東京で行われ、主要スタッフ&キャストが一挙に発表された。女優・広瀬アリス、俳優の柳楽優弥、吉田鋼太郎、お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一、「サバンナ」の高橋茂雄がゲスト声優を務め、直木賞作家の辻村深月氏が映画脚本の執筆に初挑戦。2019年3月1日から全国公開される。
第39作となる今作は、のび太らが月を舞台に大冒険を繰り広げる。月のウサギの存在を信じるのび太は、「異説クラブメンバーズバッジ」を使って月の裏側にウサギ王国を作ろうと思いつく。そんなある日、不思議な転校生ルカが現れ、のび太らとともにウサギ王国へ向かう。ゲスト声優は広瀬がルナ、柳楽がゴダート、吉田がディアボロ、中岡がキャンサーを演じ、3年連続出演の高橋がクラブ役を担当する。
会見には、八鍬新之介監督をはじめ、レギュラー声優の水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、ゲスト声優5人、辻村氏、主題歌を担当する平井大らが出席。脚本を手がけた辻村氏は、「5年くらい前に藤子プロさんから脚本のお話をいただきましたが、一度お断りをさせていただきました。一生ファンでいたいから、作る方、クリエイターになるのはおこがましいと思いました」と告白。その後、スタッフらと交流を深めるなかで「次の1年、次世代につなげるお手伝いができるなら」という思いが湧きあがり、参加を決意したという。「子どもの頃から読んできた『ドラえもん』が私の血肉になっています」と噛み締め、「聖書の続きを書いているようなものだと思っていました」と脚本執筆時を振り返った。

今作のテーマが「月」であることから、登壇陣は「秋のお月見」をイメージした和装姿を披露。十二単をまとった広瀬は、「家族で遠出する時には『ドラえもん』のビデオやDVDをレンタルして、見ながら出かけた」と“ドラえもん愛”をにじませたが、「妹さん(広瀬すず)にも自慢できますね?」と問われると「驚かせたくてまだ言っていません。最近、妹の仕事はネットニュースで知るので、同じことをしようかなと思って(笑)」と笑いを誘った。
一方の柳楽は、家族で藤子不二雄ミュージアムに行った際に、出演オファーがきたことを知ったそうで「子どもに『ドラえもんに出るよパパ』と言ったら、すごく興奮していました。僕は子どもの時に友人や家族と映画館に行ったりして、今度は自分の家族と一緒に映画館に行っている。『ドラえもん』と一緒に成長しているところがあるので、うれしかったです」とニッコリ。吉田も、「甥っ子や姪っ子が喜んでくれる」と喜びを爆発させたが、「『何やるの!? ジャイアンやろ!』と言われた(笑)。何役をやるかは言っていないが、悪役なんで夢を壊したくない。次回はジャイアンでいかせてください」とリクエストしていた。
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