【国内映画ランキング】「宇宙の法」「日日是好日」「ルイスと不思議の時計」新作3本が上位独占

2018年10月15日 19:00


幸福の科学出版による長編アニメ 「宇宙の法 黎明編」
幸福の科学出版による長編アニメ 「宇宙の法 黎明編」

[映画.com ニュース] 10月13日~14日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。10月期の新しいテレビドラマもスタートするなか、この週末は新作3本が上位を占めて興行を盛り上げた。首位は「宇宙の法 黎明編」が初登場で獲得。同作は、幸福の科学出版による長編アニメ「UFO学園の秘密」の3年後の世界を描いたシリーズ第2作。12日から全国206スクリーンで公開され、土日2日間で動員13万4089人、興収1億6690万7400円を稼ぎ出した。これは2015年10月に公開された第1作「UFO学園の秘密」の興収比142.4%の成績。13日には声優を務めた千眼美子が都内上映劇場で公開記念舞台挨拶を行い、全回満席に。公開3日間では動員17万6210人、興収2億2011万3150円をあげており、最終興収は10億円に届くかも知れない。

2位には「日日是好日」がランクイン。エッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづって人気を集めたエッセイを、黒木華主演、多部未華子、9月に亡くなった樹木希林さんの共演で映画化したもの。全国153スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員7万9000人、興収9500万円を記録した。この成績は、今年9月28日から公開された黒木出演「散り椿」の興収比88%。公開3日間では動員12万5000人、興収1億5000万円をあげている。女性や年配層を中心に動員し、平日の興行も期待できることから興収5億円超えが見込める出足となった。

ルイスと不思議の時計」は3位発進。1973年に発表されたジョン・ベレアーズのファンタジー小説「壁のなかの時計」を、ジャック・ブラックとケイト・ブランシェットの共演で映画化した作品。12日より全国248スクリーンで公開された。そのほか新作「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」は、全国214スクリーンで公開され、圏外スタートとなっている。

なお、前週首位スタートを切った「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」は9位に大きく後退。「プーと大人になった僕」も4位にダウンしたが、累計動員は158万人、興収は20億円を突破した。「クワイエット・プレイス」は6位をキープし、公開17週目の「カメラを止めるな!」も10位に踏みとどまって、累計動員は195万人、興収は27億円を超えた。

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