若い世代、世界に向け新プロジェクト「ウルトラマンアーカイブス」始動
2018年10月15日 18:00

[映画.com ニュース] ウルトラマンシリーズ作品などの円谷プロダクションは10月15日、新プロジェクト「ULTRAMAN ARCHIVES(ウルトラマンアーカイブス)」発表会を、都内で開催した。
円谷プロが制作し、半世紀以上にわたって続いている「ウルトラマンシリーズ」は、ヒーローや怪獣のキャラクター性のみならず、その世界観やテーマ性など作品自体が高く評価されている。今回発表された新プロジェクトは、1966年に放送されたウルトラマンシリーズの原点である「ウルトラQ」をはじめとする歴代作品にスポットを当てていく。当時の資料や制作関係者の証言、現代ならではの視点や外部の有識者からの評論を交え、シリーズ作品をまだ見たことのない若い世代などより多くの人々に伝え、深く作品を楽しんでもらうことを目的としている。
プロジェクト始動の第1弾として、11月17日に「『ULTRAMAN ARCHIVES』Premium Theaterスペシャルトーク&上映会」をイオンシネマ板橋で開催する。当日は、「ウルトラQ」の飯島敏宏監督と「20世紀少年」などの漫画家・浦沢直樹氏を迎えたスペシャルトークをはじめ、「ウルトラQ」のエピソード19「2020年の挑戦」を上映し、全国のイオンシネマ14劇場へライブビューイングする。
そのほか、ブルーレイ&DVD発売やビジュアルブックの出版、初期ウルトラマンシリーズの怪獣造形で中心的役割を果たした高山良策氏が手がけた「ケムール人」の特別商品化、そのケムール人を演じたスーツアクター・古谷敏氏の直筆サインが入ったフレームアートの発売など、様々な歴代作品に順次スポットを当て多面的に展開していく。
円谷プロの塚越隆行社長は「創業者である円谷英二の意志やビジョン、作品に込められたメッセージを大切にしたスタジオを目指していく。ウルトラマンをもっと好きになってもらうために、その魅力をより多くの皆さまに届ける機会を増やし、日本発、世界規模のブランドに育てていきたい」と新プロジェクトの狙いを語った。
塚越社長は、ウォルト・ディズニー・ジャパンでスタジオ・グループ ゼネラル・マネージャーなどを歴任し、昨年8月に円谷プロ社長に就任。ディズニー・ジャパンで培ったブランド戦略により、円谷プロのアーカイブ作品だけでなく、世界も視野に入れた新しい作品の制作など、今後の展開が注目される。
フォトギャラリー
関連ニュース






「ゴジラ・シアター」7月・8月の上映作品は「ゴジラ対メガロ」「ゴジラ(1984)」「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」 新規4Kデジタルリマスター版を日本初公開
2025年6月20日 17:00
映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)