S・マックイーン監督×「ゴーン・ガール」原作者が仕掛ける犯罪サスペンス、19年4月公開
2018年10月14日 11:00

[映画.com ニュース]スティーブ・マックイーン監督がメガホンをとり、ビオラ・デイビスが主演を飾る「WIDOWS(原題)」が、「妻たちの落とし前」の邦題で2019年4月に公開することがわかった。「ゴーン・ガール」の原作者であるギリアン・フリンとマックイーン監督が、脚本を共同執筆している。
「それでも夜は明ける」で米アカデミー賞作品賞を獲得したマックイーン監督が、1983年にイギリスで放送されたミニTVシリーズを映画化。犯罪者の夫を亡くした4人の妻たちが、女性犯罪チーム「WIDOWS」を結成し、運命に立ち向かう姿を描いた。第43回トロント映画祭のGALA部門で初披露され、豪華なキャスト陣と衝撃的なストーリー展開が話題を呼んだ。

オスカー女優のデイビスが最愛の夫を亡くし悲しみに暮れるも、反撃に立ち上がる強じんな女性・ヴェロニカを演じる。彼女と行動をともにするWIDOWSのメンバーには、ミシェル・ロドリゲス、エリザベス・デビッキ、シンシア・エリボが集結。ヴェロニカの夫・ハリー役をリーアム・ニーソン、WIDOWSに影響を与える政治家ジャック・モリガン役をコリン・ファレルが務めるほか、ダニエル・カルーヤ、ジャッキー・ウィーバー、ロバート・デュバルという個性豊かなキャスト陣が脇を固めている。
10月10日(現地時間)に開幕した第62回ロンドン映画祭では、本作がオープニングを飾り、レッドカーペットにマックイーン監督、デイビス、ロドリゲス、カルーヤらが登場。インタビューに応えたマックイーン監督は「ビオラ・デイビスは僕のアイコンなんだ! 彼女はグレタ・ガルボやベティ・デイビス、キャサリン・ヘプバーンにも例えられる素晴らしい女優だ」と絶賛。「彼女のようなレベルの高い女優と仕事ができて、本当に光栄に思っているよ」と、感謝の気持ちを伝えた。
「妻たちの落とし前」は、19年4月から全国で公開。
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