「ウォーキング・デッド」出演のベテラン俳優死去
2018年10月9日 20:00
[映画.com ニュース] 米大人気ドラマ「ウォーキング・デッド」でハーシェル・グリーン役を演じたベテラン俳優スコット・ウィルソンさんが死去したと、米Deadlineが報じた。享年76歳。
「ウォーキング・デッド」のハーシェルは、元獣医の農場主としてシーズン2から4まで登場した人気キャラクター。今回の訃報を受けて、アメリカで同作を放送するAMCは、「『ウォーキング・デッド』で彼が体現したハーシェルというキャラクターは、番組の精神的支柱でした」とコメントを発表。なお、ハーシェルはシーズン4で番組を去ったものの、その長女であるマギー・グリーン(ローレン・コーハン)はその後、リーダー格に昇格している。
米ジョージア州アトランタ生まれのウィルソンさんは、1967年の「夜の大捜査線」(ノーマン・ジュイソン監督)の容疑者役で長編映画デビュー。「冷血」(67)、「華麗なるギャツビー」(74)、「ライト・スタッフ」(83)などへの出演を経て、米人気ドラマ「CSI:科学捜査班」ではカジノオーナーのサム・ブローン役を熱演した。