村上虹郎の色気と狂気… 主演作「銃」破滅にひた走る予告編が披露
2018年9月21日 12:00

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・中村文則氏のデビュー作を、村上虹郎の主演で実写映画化する「銃」の予告編が披露された。モノクロームの映像美に加え、村上の色気と狂気がありありと浮かび上がる、迫真の仕上がりだ。
中村氏自身が「偏愛している」というデビュー小説を、「百円の恋」「嘘八百」の武正晴監督のメガホン、奥山和由氏の企画・製作で映画化。友人たちと青春を謳歌する大学生・西川トオル(村上)は、河原で偶然、銃を拾う。持ち歩いてみると緊張とスリルは増幅し、満ち足りた高揚感に酔いしれる。同じ大学に通うユウコ(広瀬アリス)にも興味はあるが、日を追うごとに、圧倒的な存在感を放つ銃に魅了されていくトオル。しかし刑事(リリー・フランキー)の突然の訪問を契機に、精神的に追い込まれたトオルは、ある決断を下す。
予告には、トオルが「なぜ拳銃で人を撃ってはならないのか」などとつぶやき、破滅の道をひた走る姿が映し出される。村上が日常に潜む狂気に蝕まれていく主人公を、色気をにじませながら全身で表現する様子が印象的だ。さらに本映像で一部使用された、広瀬扮するユウコの「あなたは問題を抱えている」というセリフは、原作にはないシーン。中村氏が映画のために書き下ろしたセリフで、トオルへの“救い”も込められている。
「銃」はほか、日南響子、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平(ジャルジャル)らが共演。11月17日から東京・テアトル新宿ほか全国で公開される。
(C)吉本興業
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
西畑大吾、連続ドラマ単独初主演&役作りのため金髪に! 話題のコミックスを品川ヒロシ監督が実写化「マトリと狂犬」1月20日放送開始
2025年12月10日 07:00
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」など超注目映画を“500円”で観よう!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ