D・ワシントン「イコライザー2」まで続編に出演しなかった理由は?インタビュー映像公開
2018年9月21日 12:00
[映画.com ニュース] 人気アクションシリーズ第2弾「イコライザー2」に主演するデンゼル・ワシントンのインタビュー映像が公開された。30年以上のキャリアを誇るワシントンだが、同じ役を2度演じたのは本作が初となり、その理由についても明かしている。
元CIAエージェントで、今はタクシー運転者として働くロバート・マッコール(ワシントン)は、元上官で親友のスーザン(メリッサ・レオ)の殺害事件を極秘捜査する。スーザンが死の直前まで手掛けていた任務の真相に近づき、身内であるはずのCIAの関与を察知する。敵対する相手は、マッコールと全く同じ特殊訓練を受けたスペシャリストだった……。監督は、ワシントンとは4本目のタッグとなるアントワン・フークア。
インタビュー冒頭、初めて続編に出演したことを聞かれたワシントンは「たまたまそうなった。今までやらなかった理由は、それほどオファーが来なかっただけだ。来ても筋書きが変とかね。でも、今回は違ったんだ。脚本がとてもよく書けていた」と説明。「『マルコムX 2』なんて作れると思うかい? 続編に向かないんだ。『フェンス2』も無理だ」と、にこやかに語っていく。
秒殺アクションシーンの訓練や、ハリケーンの中での撮影裏話を披露した後、話題はマッコールと父子的な関係性を築く青年マイルズを演じたアシュトン・サンダースのことへ。「ムーンライト」などで知られるサンダースのキャスティングにも関わったというワシントンは、若い俳優たちについて「現場で僕の仕事ぶりを見て何か学んでくれたらいいけど。でも、自分から助言するほど物知りじゃない」と謙虚な姿勢を見せ、ワシントンの“背中で語る”後輩育成論が明らかになった。
「イコライザー2」は10月5日から全国公開。