トロント映画祭観客賞受賞のバディムービーが2019年3月日本上陸
2018年9月19日 13:00

[映画.com ニュース]第43回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞した「グリーン・ブック(原題)」が、2019年3月に全国公開されることが決定した。
「イースタン・プロミス」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたビゴ・モーテンセンと、「ムーンライト」でアカデミー賞助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリが共演した、実話がベースのバディムービー。「メリーに首ったけ」や「愛しのローズマリー」といったコメディ映画を生み出してきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー監督がメガホンをとった。
1962年、人種差別が残るアメリカ南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドン・シャーリーは、粗野で無教養なイタリア系のトニー・リップを用心棒兼運転手として雇う。正反対の2人だが、黒人用旅行ガイド“グリーンブック”を頼りに旅を始める。
北米最大規模の来場者数を誇る同映画祭は、毎年、最高賞にあたる観客賞を受賞した作品がアカデミー賞の有力候補となることから、高い関心が寄せられる。2017年の「スリー・ビルボード」、16年の「ラ・ラ・ランド」、15年の「ルーム」、14年の「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」など、過去の観客賞受賞作がアカデミー賞で主要部門を獲得しており、本作も19年2月24日に発表される第91回アカデミー賞にむけた賞レースの注目作へと躍り出た。
ファレリー監督は「出品されただけでも光栄だったのに、このような賞をいただけるなんて、どんな夢をも超えています」と、作品が観客に受け入れられ、受賞を果たした喜び、「トロント映画祭の観客が世界一だという理由がわかりました。キャスト、スタッフ、そして共同脚本家たちを代表して感謝します」と語っている。
「グリーン・ブック(原題)」は、19年3月から東京TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
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