北川景子、見守り続けた平手友梨奈の“スパーク”初披露に感動!
2018年9月14日 20:12

[映画.com ニュース] 柳本光晴氏の人気漫画を実写映画化した「響 HIBIKI」が9月14日、全国296スクリーンで封切られ、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶に、主演の平手友梨奈(欅坂46)をはじめ、共演の北川景子、アヤカ・ウィルソン、高嶋政伸、北村有起哉、板垣瑞生、メガホンをとった月川翔監督が登壇した。
処女作で直木賞、芥川賞のダブルノミネートを果たす女子高生・鮎喰響(平手)が、様々な人々に計り知れない影響を与えていく姿を描く。タイトルにちなみ「最近心に“響”いた言葉やエピソードは?」という質問が投げかけられると、北村は「相手役によって柔軟に芝居をしようとしていたんですが、彼女(平手)が目の前にドーンと存在している。そうすると、これまで作ってきた(演技の)“引き出し”が全く通用しない。“引き出し”を開けるのもばかばかしくなって、最終的にはのっかってしまった」と振り返り、映画初出演にして初主演を飾った平手を「あれだけ堂々としていると打つ手なし! 原点回帰させていただきました」と絶賛していた。
一方、平手は「私のマネージャーが『響 HIBIKI』のことが大好きすぎて、この劇場の初回上映を見に行ったんです。今日で4回泣いていました」と告白。自身の芝居に対しては「響は響だし、平手は平手」という言葉をもらったことを明かし、「今日で『響 HIBIKI』のプロモーションが最後だから感極まっていました。嬉しいんですけど、突然泣くのでびっくりしちゃう(笑)」とほほ笑んでいた。
月川監督の心に響いたのは、「君の膵臓をたべたい(2017)」でもタッグを組んだ小栗旬の熱い言葉だ。「僕が所属している会社の先輩に、青春映画をよく撮られている三木孝浩監督がいます。僕は作風的に“ポスト三木孝浩監督”と言われることがあるんですが、小栗さんは『しょーやんはオンリーワンだろ』と。その言葉を小栗旬のモノマネをした奥さんに言ってもらって、自分を鼓舞しています(笑)」と話すと、「そうやって鼓舞して作ったのが『響 HIBIKI』。三木監督からは『初めて月川君のカラーを感じた。今までの月川作品のなかでは一番好きな映画です』と仰っていただけた」と感慨深げに語っていた。
やがて、原作者・柳本氏からサプライズで届いた手紙が代読されると、北川は成長を見守り続けた平手への思いを吐露した。「(平手は)表現力があって、クリエイティブな精神を持っている人。『映画はこうやって撮るんだよ』という型にはめず、自由にやってもらえたら、すごく良い“響”になると思っていたんです。初日から“スパーク”しているように見えて、『あ、響がいる!』と感じたんです。私はそれを皆さんに見てもらいたいとずっと思っていました」と言葉を紡ぐと、思わず感極まった。平手は突然の出来事に呆然としてしまったが、改めて共演者全員に対して「本当に“いい出会い”をさせていただきました。ありがとうございました」と謝意を示していた。
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