白石和彌監督作「止められるか、俺たちを」釜山映画祭出品決定!メイキング映像もお披露目
2018年9月5日 00:00

[映画.com ニュース] 白石和彌監督がメガホンをとり、師匠・若松孝二監督を題材に描いた映画「止められるか、俺たちを」が、第23回釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」に出品されるほか、キム・ジソク賞にノミネートされたことがわかった。あわせて、情熱と映画愛がみなぎる撮影風景をとらえた、メイキング映像もお披露目された。
2012年10月17日に若松監督が死去してから約5年半、若松プロダクション再始動の第1弾として製作。1969年、「何者かになること」を夢見て、若松プロダクションの門を叩いた助監督・吉積めぐみ(門脇麦)の眼差しを通し、若松孝二(井浦新)らをはじめとする「ここではないどこか」を探し続けた映画人たちの怒涛の生きざまを描く。
また釜山国際映画祭のキム・ジソク賞は、アジアの若い映画監督の発掘に生涯を捧げた故キム・ジソク氏に敬意を表し、17年の第22回から新設。同映画祭参加にあたり、白石監督は「若松監督が生前最後に参加した釜山映画祭でプレミア上映できること、心から嬉しく思います。釜山映画祭は私自身も毎作品呼んで頂いているとても重要な映画祭です」と感無量の様子で、「キム・ジソク賞にノミネートとのことで大変驚いています。デビュー作の『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で初めて釜山映画祭に参加して、ジソクさんにお酒をたくさん飲ませて頂いたこと、昨日のように覚えています。いろんな思いがありますが、みんなで釜山映画祭の参加を楽しんできます。釜山には若松監督の手形もあるので、仲間たちと触りに行きます」とコメントを寄せている。
さらに、曽我部恵一が書き下ろした主題歌「なんだっけ?」を収録したサウンドトラックが、映画の封切りにあわせて発売されることも決定した。「止められるか、俺たちを」は、10月13日から東京・テアトル新宿ほか全国順次公開。なお第23回釜山国際映画祭は、10月4~13日に開催される。
(C)2018 若松プロダクション
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