前田敦子、幸せあふれた「食べる女」撮影現場で小泉今日子の追っかけに!?
2018年8月30日 20:33

[映画.com ニュース]小泉今日子が主演する映画「食べる女」の完成披露試写会が8月30日、東京・丸の内TOEI1で行われ、小泉をはじめ、共演の沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、脚本も手がけた原作者・筒井ともみ氏、メガホンをとった生野慈朗監督が出席した。
年齢、職業、価値観もさまざまな8人の女性の日常を通して、“食”と“性”の本来のあり方、“自分を味わいつくす”ことの大切さを描く。「この映画の撮影で美味しいものをいっぱい食べて、教わったレシピを家で作ったりもしました。そうするとやはり、生活やちょっとした時間が豊かになる」と充実の面持ちを浮かべた小泉。誰もが忘れられない撮影になったようで「とにかくとにかく“美味しい現場”」(沢尻)、「素敵な女たちと一緒に過ごせたこと、それが私にとっての一番のご馳走でした」(鈴木)と思い出に浸っていた。
7月30日に本作の共演者・勝地涼と入籍した前田は「幸せがあふれている現場でした。大先輩たちとご一緒できたことが嬉しく、勉強になりました」としみじみ。小泉との共演は念願だったようで「キョンさんにお会いしたくて。会えるだけで嬉しかったんです。いつか近くで拝見したいなと思うほど、ずっと憧れでした。とても包容力があって、ずっと目で追ってしまう方。撮影していない時も『今、何しているのかな?』って見てしまうんです。ただのファンですね(笑)」とすっかり追っかけ状態になってしまったようだ。
この日は客席から募った悩み相談も行われ、「高校生のうちにやっておいた方が良いことは?」という質問に対し、小泉は「ずばり勉強です」と断言。「私は高校をすぐに辞めて歌手活動を始めたんです。勉強をちゃんとしておかないと後から苦労します。台本の知らない字を辞書で調べたりしましたし、人よりも手間が多くなる」と理由を説明した。そして「本当にやりたい仕事、給料が安定する仕事、どっちを選べばいい?」という質問に答えることになった前田は「夢を仕事にできるなら絶対にやってほしい! 私は“後悔する”ということはやりたくないんです。自分のやりたいことでも(生活が)安定するかもしれないですし」とアドバイスを送っていた。
ラストを飾った悩みは「どうすれば素敵な女性に近づける?」というもの。「これは私も誰かに聞きたいくらい」とほほ笑んだ小泉は「何もないよりも、間違えても何かがあったが良いと思います。何もしなかったという後悔よりも『やっちまったな』という後悔の方が、人は成長する気がします」と回答。小泉の意見に同調した沢尻は「周りに惑わされず、自分らしく生きていきたいですよね。皆さんも知ってると思いますが、私も色々失敗しています(笑)。でも、それも悪くない。それも経験だし、そこを乗り越えて色々やっていくと人は強くなって輝ける。自分らしく、『私ってなんだろう?』という部分を突き詰めていく」と自らの実体験を交えて語っていた。
「食べる女」は、9月21日から全国公開される。
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