野村周平、サングラス姿で登壇「調子乗っている」と書かれちゃう?
2018年8月28日 22:08

[映画.com ニュース]野村周平が主演する映画「純平、考え直せ」(森岡利行監督)の完成披露上映会が8月28日、東京・台場のユナイテッドシネマ・アクアシティお台場で行われ、野村、柳ゆり菜、佐野岳、佐藤祐基、藤原季節、森岡監督が舞台挨拶を行った。
同映画は奥田英朗さんの同名小説 (光文社文庫)が原作。新宿・歌舞伎町を舞台に、敵対する組の幹部の命を獲ってこいと命じられた昔気質の男気たっぷりのチンピラ、純平が決行するまでの3日間を描く青春ストーリー。
純平役をイメージさせるサングラスにブラックスーツ姿で決めて、登場した野村。女性ファンから「カッコイイ」との黄色い声が飛ぶと、「知っているよ」。司会者から「そろそろサングラスを外して」と促されると、「もう少しいいですかね。舞台挨拶でサングラスって、なかなかないじゃないですか、こんな無礼なこと。でも、『野村周平、サングラスで登壇。調子に乗っている』とヤフーニュースに書かれるんですよね」と言って、外した。
撮影は2年前だそうで、「普通は1年未満で公開されるので、本当に公開されるのかな、と思っていました。2週間くらいで、チャチャッと撮った」と言うと、偶然の出会いから、純平に惹かれていくOL加奈役の柳は「撮影中もそういうので、気分が悪いと言ったんですよ」とツッコミ。野村は「いや、そうではなくて、『ちゃんとしっかり』という意味です」とフォロー。
オレ流を貫く野村に、柳は「いやぁ、メチャクチャですよね。でも、純平に通じるカッコよさがある。素敵な純平になっていると思います。我が道を行く強さを持っている。そこが魅力的だと思います」と褒め直した。野村は「ヒロインに褒められるとうれしいですね。基本は言われないので。ハチャメチャとか『どこに需要あるの?』と言われるので。(柳とは)初めて共演ですが、覚悟がすごい。芯を通して、女優業をやっている方だと思いましたね」と返した。
加奈のネットの書き込みで事件を知って、行動するSNSの住民役、藤原季節は「純平を中心に炎上していく。まさに野村周平の役。炎上がここまで似合う俳優はいない」と話し、笑わせた。ほかに、佐野岳がコインランドリーにいるゲイのような男の役、佐藤祐基が純平の先輩役を演じた。
森岡利行監督は「若い2人が一生懸命やってくれて、若い人たちの生活を描けて、楽しかった。演出はしていない。『用意スタート』というだけでした。これは、僕なりの『ローマの休日』です。(スクーターの)ヴェスパに、壁ドン、床ドンもあるので、楽しみに見てください」とアピールしていた。
映画「純平、考え直せ」は9月22日から、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開される。
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