「HHhH」を映画化 “金髪の野獣”を描く「ナチス第三の男」19年1月公開
2018年8月27日 11:05

[映画.com ニュース]本屋大賞の翻訳小説部門で第1位となった「HHhH プラハ、1942年」を映画化した「THE MAN WITH THE IRON HEART(原題)」が、「ナチス第三の男」の邦題で2019年1月から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開されることがわかった。「猿の惑星:新世紀(ライジング)」などのジェイソン・クラークが主演し、「ゴーン・ガール」などのロザムンド・パイクらが共演している。
本屋大賞のほか、フランスで最も権威のある文学賞「ゴング―ル賞」の最優秀新人賞に輝いた、仏作家ローラン・ビネによる世界的ベストセラー小説が原作。第二次世界大戦当時、アドルフ・ヒトラー、ハインリヒ・ヒムラーに次ぐ“ナチス第三の男”と称されたラインハルト・ハイドリヒを主人公に、彼がいかに“金髪の野獣”と呼ばれる恐ろしき人物へと変ぼうし、38歳の若さで暗殺されたのかを描く。
映像化オファー殺到のなか、「フレンチ・コネクション 史上最強の麻薬戦争」のセドリック・ヒメネス監督が権利を獲得した。怪物・ハイドリヒの人間性に真正面から迫るとともに、彼を暗殺した青年たちの痛切な運命も瑞々しい心理描写で表現。ナチスとレジスタンスという両極の人々の足跡をたどり、想像を絶する真実を圧巻のリアリティで紡ぎ出した。
クラークがハイドリヒに扮し、パイクが妻・リナ役で出演。ほかジャック・オコンネルとジャック・レイナーが若き暗殺実行者、ミア・ワシコウスカがその恋人を演じるなど、豪華キャストで激動の時代の真実を浮き彫りにする。あわせて披露されたポスタービジュアルでは、「なぜヒトラーでもヒムラーでもなく、彼だったのか?」という意味深長なコピーを添え、冷徹な青い瞳が印象的なハイドリヒの姿を活写している。
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