「ザ・プレデター」は“家族愛”の物語!? ベールに包まれたストーリーが判明!
2018年8月23日 14:30

[映画.com ニュース] 世代を超えてファンを生み出す「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション「ザ・プレデター」。今もベールに包まれたままの本作だが、そのストーリーの一部が明らかになった。
1987年の1作目公開以来、クロスオーバー作品を含めて5作品が世に送り出された人気シリーズの最新作。「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとる本作では、ある少年が謎の“装置”を起動させたことで、シグナルを受け取った危険なハンター「プレデター」が再び地球に襲来し、異種交配によって遺伝子レベルでアップグレードした姿で大暴れする。
すでに公開されている予告編では、少年ローリーが起動させてしまう装置の正体が大きな注目を集めたが、その装置はローリーの父親であるクインから届いたものだった。元特殊部隊員で、現在は傭兵のクインは、メキシコで戦闘中にプレデターと遭遇し、この装置を手に入れたのだ。プレデターとの遭遇を理由に、政府に監禁されたクインは、“ルーニーズ”と呼ばれる元兵士たちと共に脱走に成功。息子の元に向かうが、装置を起動させてしまったローリーには、すでにプレデターの脅威が迫っていた。果たして、クインは愛する息子を守ることができるのか?
クインを演じるボイド・ホルブルックは「クインが傭兵の仕事でメキシコにいた時、プレデターの宇宙船が不時着した。その宇宙船に関する隠蔽事件に遭遇した彼は、自分が見つけた装置を証拠として、アメリカの自宅に送ったんだ。なぜなら証拠がなければ、誰にも信じてもらえないから」とこれまで明かされていなかった謎の装置が、息子のローリーの手元に渡ってしまった経緯を説明する。
さらに「でも運悪く、彼の息子で自閉症のローリーが装置を見つけて、そのからくりを解き始めるんだ。それが引き金となって、次々と問題を引き起こすことになる」とローリーの純真な好奇心が、人類を絶滅必至のピンチにさらす要因だと語っている。
クインと妻子は「疎遠な状況」だといい、「ローリーとどう向き合って良いのか、わからないんだ」。それだけに、疎遠だった父子がプレデターの脅威に立ち向かいながら、家族の絆を取り戻す姿がエモーショナルに描かれているという。「これは父と息子の物語だといっても過言ではない。クインがたどる旅は、父として責任をとっていない状態から、リーダーとなり、もう一度父として再出発するという、目的意識を取り戻すことだ。家族の結束こそが、ストーリーの重要な要素なんだ」とホルブルック。このたび公開されたテレビスポットには、「たとえ死んでも必ず守る」と自身の身を挺して、ローリーを守ろうとしているクインの姿が確認できる。
物語のカギを握る少年ローリーを演じるのは、「ルーム」「ワンダー 君は太陽」の天才子役ジェイコブ・トレインブレイ。自身の役どころについて「ローリーはプレデターを理解するのがとても得意なんだ」と分析するが、弱者は標的としないはずのプレデターが、なぜ幼いローリーを標的にするのか。この点も本作に隠された秘密を読み解くヒントになりそうだ。
「ザ・プレデター」は、9月14日から公開。
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

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