“完璧な悪夢”が一家を襲う「ヘレディタリー」11月日本上陸
2018年8月21日 06:00
[映画.com ニュース]米批評家から絶賛レビューが相次いだホラー映画「HEREDITARY」が、「ヘレディタリー 継承」の邦題で11月30日から全国公開されることが決定。「完璧な悪夢」のキャッチコピーが恐怖をあおる日本版ポスタービジュアルが公開された。
ある家族にまつわる恐ろしい秘密を描いたトラウマ必至の物語は、アカデミー賞作品賞に輝いた「ムーンライト」や、賞レースを席巻した「レディ・バード」など、設立6年にしてオスカーの常連となった気鋭のスタジオ「A24」が製作。すべてのシーンがラストの恐怖の伏線となる緻密な脚本を書き上げたアリ・アスターは、本作で長編監督デビューを果たし、「現代ホラーの頂点」(USA Today)、「新世代の『エクソシスト』」(Time Out)、「骨の髄まで凍りつく。息もできない恐ろしさ」(ハリウッド・レポーター)と米メディアで高評価を得た。
グラハム家の家長エレンが亡くなり、娘のアニーは母に対し愛憎入り交じる感情を抱いていたが、家族とともに粛々と葬儀を執り行う。アニーと夫のスティーブン、高校生の息子ピーター、人付き合いが苦手な娘チャーリーは、家族を失った喪失感を乗り越えようとするが、彼らの周囲では奇妙な出来事が頻発する。やがて最悪の事態に陥り、家族は修復不能なまでに崩壊、そして想像を絶する恐怖に襲われる。
主演は、「シックス・センス」「リトル・ミス・サンシャイン」のトニ・コレット。夫役をガブリエル・バーン、息子役をアレックス・ウルフ、娘役をミリー・シャピロが演じるほか、アン・ダウドらが共演する。
「ヘレディタリー 継承」は11月30日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
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