小泉今日子、前田敦子らが“悩める女性”を応援!豪華女優結集「食べる女」予告編
2018年8月21日 12:00
[映画.com ニュース]小泉今日子が主演し、沢尻エリカ、前田敦子ら豪華女優陣が共演した映画「食べる女」の予告編が、このほど披露された。おいしそうな数々な料理に元気をもらう女性たちの姿を通じ、心のなかが“ハラペコ”な、すべての悩める女性を応援する内容となっている。
「失楽園」などの脚本で知られる筒井氏の「食べる女」「続・食べる女」(2冊の内容を収めた「食べる女 決定版」が8月末刊行予定)を基に、小泉、沢尻、前田、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、勝地涼らが共演し映画化。年齢、職業、価値観もさまざまな8人の女性の日常を通して、“食”と“性”の本来のあり方、“自分を味わいつくす”ことの大切さを描く。
予告編は、それぞれに悩みを抱え、本当の幸せとは何かを模索する女性たちをとらえている。小麦田圭子(沢尻)は自分でマンションを買い、「男なんていらない!」と豪語するも、冴えないサラリーマン・タナベ(ユースケ・サンタマリア)との恋愛関係に戸惑う。白子多実子(前田)は、物足りないと感じていた彼氏にプロポーズされ、安定と情熱的な恋愛の間で揺れ動く。
そして本津あかり(広瀬)は、求められると断れない性格に「私って(安くて調理も簡単な)ひき肉みたい……」と自虐し、反省しながらも失敗を繰り返してしまう。さらに夫に不倫されてしまう料理下手なマチルダ(フォックス)や、夫と別居中の2児の母ツヤコ(壇蜜)ら、悩みに悩む女性たちを、主人公・餅月敦子(小泉)はおいしい料理をもって迎え入れていく。「満ち足りた時も、淋しい時も、ちゃんとおいしいごはんを食べよう。心も体も、きっと元気になるから」というメッセージが、Leolaによる主題歌「Kissing」とともに優しく鳴り響く。
「食べる女」は生野慈朗監督がメガホンをとり、ほか池内博之、笠原秀幸、小池徹平、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人らが出演。9月21日から全国公開される。
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文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
休暇をもらって天国から降りてきた亡き母と、母が残したレシピで定食屋を営む娘が過ごす3日間を描いたファンタジーストーリー。 亡くなって3年目になる日、ポクチャは天国から3日間の休暇を与えられ、ルール案内を担当する新人ガイドととも幽霊として地上に降りてくる。娘のチンジュはアメリカの大学で教授を務めており、そのことを母として誇らしく思っていたポクチャだったが、チンジュは教授を辞めて故郷の家に戻り、定食屋を営んでいた。それを知った母の戸惑いには気づかず、チンジュは親友のミジンとともに、ポクチャの残したレシピを再現していく。その懐かしい味とともに、チンジュの中で次第に母との思い出がよみがえっていく。 母ポクチャ役は韓国で「国民の母」とも呼ばれ親しまれるベテラン俳優のキム・ヘスク、娘チンジュ役はドラマ「海街チャチャチャ」「オーマイビーナス」などで人気のシン・ミナ。「7番房の奇跡」「ハナ 奇跡の46日間」などで知られるユ・ヨンアによる脚本で、「僕の特別な兄弟」のユク・サンヒョ監督がメガホンをとった。劇中に登場する家庭料理の数々も見どころ。
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