世界的ベストセラーをドキュメンタリー映画化「いろとりどりの親子」ポスター公開
2018年8月15日 08:00

[映画.com ニュース] 世界的ベストセラーノンフィクションをドキュメンタリー映画化した「いろとりどりの親子」の公開日が11月17日に決定し、ポスタービジュアルが公開された。本作に登場する親子が寄り添う写真や、かわいらしいデザインがあしらわれた、温もりあふれるデザインとなっている。
原作は、作家アンドリュー・ソロモンが10年の歳月をかけて300に及ぶ家族を取材し、周囲とは“違う”性質を持った子どもと、その成長を見守る親へのインタビューをまとめた「FAR FROM THE TREE Parents, Children and the Search for Identity」。全米批評家協会賞を受賞し、ニューヨーク・タイムズ紙のベストブックに選ばれるなど、国内外で50以上の賞を獲得。さらに世界24カ国語に翻訳され、大ベストセラーとなった。
社会派ドキュメンタリー作品を手掛けてきた、エミー賞受賞監督レイチェル・ドレッツィンが原作に感銘を受け、映画化を実現。また、リチャード・リンクレイター監督作「6才のボクが、大人になるまで。」に参加したヨ・ラ・テンゴと、ビョークやアデルに愛される気鋭の現代音楽家ニコ・マーリーの音楽が作品全体を優しく包みこむ。
自閉症、ダウン症、低身長症、LGBTなど、いろとりどりの違いを抱えた子どもを持つ、6組の家族。原作者であり映画の語り手でもあるソロモンと父ハワードや、かつてダウン症の人々の可能性を世に伝える存在として人気を博し、「セサミストリート」にも出演していたジェイソンと母エミリーらの姿がとらえられている。ポスターにある「どんなときも、わたしはあなたを愛してる」という言葉の通り、苦しい時も楽しい時も子どもを愛さずにはいられない親の愛情や葛藤。違いを欠陥としてではなく、光として祝福し、愛する方法を見出していく親子の過程は、幸せの形が無限に存在していることを気付かせてくれる。
「いろとりどりの親子」は、11月17日から東京・新宿武蔵野館ほか、全国で順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース




【第78回カンヌ国際映画祭】ウェス・アンダーソン、リンクレイターらベテラン陣ずらり スパイク・リーは黒澤明「天国と地獄」をリメイク、デンゼル・ワシントンに名誉賞
2025年5月24日 12:00


映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画