横澤夏子、福井・えちぜん鉄道が舞台の「えちてつ物語」で映画初主演!
2018年8月3日 00:00
[映画.com ニュース] お笑い芸人の横澤夏子が映画初主演を務める「えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。」が、11月3日から福井県で先行公開され、11月23日より全国公開されることが決定。あわせて「笑顔と涙を乗せて、人生が再び走り出す――」というコピーが添えられたポスタービジュアルと、予告編がお披露目された。
「えちぜん鉄道」のアテンダント・嶋田郁美氏のノンフィクション本「ローカル線ガールズ」をヒントにした感動作。半年に2度の事故を起こしてしまい運行停止になった京福電鉄が、2003年に住民の要望に応える形で、第三セクター方式の「えちぜん鉄道」として復活した実話を基にしている。舞台となった福井県の全面協力を受け、17年11月に撮影が行われた。
お笑いタレントを目指して上京した山咲いづみは、コンビを結成したものの、全く売れず解散寸前に。やがて故郷・福井県へ帰郷した際「えちぜん鉄道」のアテンダントにスカウトされたことで、新しい道を歩み始めるさまを描く。主人公いづみを横澤が演じ、血の繋がらない兄・吉兵役に緒形直人、「えちぜん鉄道」の社長・越智役に笹野高史が出演するほか、萩原みのり、山崎銀之丞、松原智恵子が脇を固める。
「主演女優をやらせて頂けるなんて夢のような撮影の日々でした」と振り返った横澤は「演じる役が、自分とどこか重なる部分があり思い入れのある作品となりました…と、まるで主演女優のようなコメントとなりましたが、福井県の皆様の温かさに触れ第二の故郷だと思えるほど、大好きな地域になりました。ぜひご覧ください!」とアピール。プロデューサーの河合広栄氏は「いづみ役は、養女だった事を知りあまりのショックに家族と10年も距離を置いてしまうという役なのですが、この設定を考えた時から横澤さんの顔が頭に浮かびました」と告白しつつ「無邪気で可愛くて憎めないキャラクターの横澤さんがいづみを演じてくれたら映画をご覧下さる方もいづみを愛おしく知合いのように応援してくれると考えました」とオファーの理由を明かしている。
YouTubeの「ギャガ公式チャンネル」(https://youtu.be/VZVXrj3rynM)で公開された予告編は、「えちぜん鉄道」のアテンダントとして働くいづみが腰掛け的な態度が出てしまい空回りする光景を活写。また、越智からアテンダントが生まれた経緯を聞かされたことで心機一転し、列車内で起きたある出来事に真摯に取り組もうとするさまなどを映し出している。
「えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。」は、11月3日から福井県で先行公開され、11月23日より東京・有楽町スバル座ほか全国公開。
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