ポンコツ魔法使いが奮闘「ルイスと不思議の時計」10月日本公開 高山みなみ吹き替えの予告編完成
2018年7月31日 09:00
[映画.com ニュース] 1973年に発表され、「ハリー・ポッターの原点」とも言われるジョン・ベレアーズの小説「壁のなかの時計」を映画化したファンタジー「The House with a Clock in Its Walls」が、「ルイスと不思議の時計」の邦題で10月から日本公開されることが決まった。
物語の主人公は、両親を亡くし、叔父のジョナサンの古い屋敷で暮らすことになった少年ルイス。実はジョナサンは魔法使いで、二流のポンコツだが不思議な力を使えるジョナサンと、不思議な時計がいっぱいの屋敷で新生活を始めたルイスは、屋敷の中に世界を破滅に導く時計が隠されていることが知り、ジョナサンとともに謎を解いて世界を救うため奮闘する。
ポンコツ魔法使いのジョナサンを「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」などで活躍する個性派ジャック・ブラックが演じ、隣家に暮らす一流魔女のツィマーマン役で、2度のアカデミー賞受賞を誇るケイト・ブランシェットが共演。ルイス役は「パパVS新しいパパ」のオーウェン・バカーロが務めている。監督は、これまでホラーやサスペンス映画で手腕を発揮してきた鬼才イーライ・ロス。スティーブン・スピルバーグ率いるアンブリン・エンタテインメントが製作した。
公開された予告編は日本語吹き替え版で、主人公ルイスの声を「名探偵コナン」の江戸川コナン役で知られる高山みなみが担当。高山吹き替えによるルイスがナレーションを務めており、2人の魔法使いと少年ルイスの活躍や、めくるめく魔法の世界が次々と映し出される。また、映像冒頭の「僕の名前は、ルイス」という自己紹介も、「名探偵コナン」のオープニングシーンを彷彿させる。