正反対の2人が抱える苦悩や葛藤を映し出した「ボルグ/マッケンロー」予告編&場面写真公開
2018年7月24日 12:00

[映画.com ニュース] 正反対の個性を持つ2人のプレイヤーが繰り広げたテニス界の世紀の対決を、実話をもとに描く「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」の予告編と、新たな場面写真7点が公開された。
端正なマスクと冷静沈着なプレイから「氷の男」と呼ばれたビヨン・ボルグと、天才的な才能を持ちながらも、審判に猛烈に噛み付くなどの行動で「悪童」と揶揄されるジョン・マッケンロー。1980年、エレガントなプリンスとワイルドな野生児とも言える対極的な2人が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合う。
予告編は、5連覇という前人未到の記録に挑むボルグが、記者の「意気込みは?」の質問に「特に何も」と表情ひとつ変えず返事をする一方、マッケンローが試合中に激昂する様子もとらえ、氷と炎のごとく対照的な2人の様子を描き出すところからスタート。ボルグ本人の息子レオ・ボルグが演じる、幼少時代のボルグが懸命にテニスを練習するシーンや、ボルグの才能を見出したコーチのレナートの姿が続く。
そして、マッケンローが「クールなボルグみたいに、あんな選手になりたかった」と心情を吐露する姿や、ボルグが婚約者マリアナに「文句があるなら出ていけ」と言い放つ場面も映し出される。2人がそれぞれに感じていた重圧や苦悩、激情などが明らかになり、やがて臨場感にあふれた白熱の試合シーンへとなだれ込んでいく。
場面写真は、「ストックホルムでワルツを」「蜘蛛の巣を払う女」のスベリル・グドナソンが演じるボルグ、「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ扮するマッケンローのほか、2人の若き日の姿や、スウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドが演じるレナートらの登場人物をとらえている。
「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」は8月31日から公開。
(C)AB Svensk Filmindustri 2017
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